半径 $r$ の円 $x^2 + y^2 = r^2$ と直線 $x + 2y - 5 = 0$ が接するとき、$r$ の値を求める。

幾何学直線接する距離半径
2025/7/3

1. 問題の内容

半径 rr の円 x2+y2=r2x^2 + y^2 = r^2 と直線 x+2y5=0x + 2y - 5 = 0 が接するとき、rr の値を求める。

2. 解き方の手順

円の中心 (0, 0) と直線 ax+by+c=0ax + by + c = 0 の距離 dd
d=a0+b0+ca2+b2d = \frac{|a \cdot 0 + b \cdot 0 + c|}{\sqrt{a^2 + b^2}} で表される。
円と直線が接するためには、円の中心と直線の距離が円の半径 rr に等しくなければならない。
したがって、
r=10+20512+22r = \frac{|1 \cdot 0 + 2 \cdot 0 - 5|}{\sqrt{1^2 + 2^2}}
r=51+4r = \frac{|-5|}{\sqrt{1 + 4}}
r=55r = \frac{5}{\sqrt{5}}
r=555r = \frac{5 \sqrt{5}}{5}
r=5r = \sqrt{5}

3. 最終的な答え

r=5r = \sqrt{5}

「幾何学」の関連問題

14個の合同な直角二等辺三角形を下図のように並べたとき、平行四辺形(正方形と長方形を含む)は全部で37個ある。37個を導き出す方法を考える。

図形平行四辺形正方形組み合わせ
2025/7/4

(1) 円に内接する三角形ABCにおいて、$AB = 10$, $BC = 6$, $\angle B = 120^\circ$である。弦ACに関して点Bと反対側の弧AC上に点Pをとる。 * ...

三角形四角形余弦定理正弦定理確率漸化式
2025/7/3

$0 < \theta < \pi$ を満たす $\theta$ に対して、平面上の3点 A(1, 0), B($\cos\theta$, $\sin\theta$), C($\cos\theta$,...

三角比面積最大値微分
2025/7/3

2つの直線 $y = mx + 5$ と $y = 3x - 6$ のなす角が $\frac{\pi}{4}$ であるとき、定数 $m$ の値を求めよ。

直線角度傾きtan絶対値方程式
2025/7/3

円 $x^2 + y^2 = 5$ と直線 $y = 2x + m$ について、 (1) 円と直線が共有点をもつとき、定数 $m$ の値の範囲を求めよ。 (2) 円と直線が接するとき、定数 $m$ の...

直線共有点接線距離座標
2025/7/3

以下の2つの問題について、円と直線の交点の座標を求めます。 (1) 円 $x^2 + y^2 = 25$ と直線 $y = x + 1$ (2) 円 $x^2 + y^2 = 8$ と直線 $x + ...

直線交点座標代数
2025/7/3

図1と図2を参照して、ゴンドラの水平方向の変位 $d$ と、地面からの高さ $h$ を $\theta$ で表す。また、$0 \le \theta < \pi$ の範囲で、ゴンドラの高さが30mになる...

三角関数高さ変位
2025/7/3

与えられた3点を通る円の方程式を求める問題です。 (1) A(1, 1), B(2, 1), C(-1, 0) (2) A(1, 3), B(5, -5), C(4, 2)

円の方程式座標平面連立方程式
2025/7/3

観覧車のゴンドラの位置に関する問題です。観覧車の半径が50m、最低地点の高さが10mであり、ゴンドラが最低地点から角度$\theta$だけ回転したとき、支柱からの距離 $d$ と地表からの高さ $h$...

三角関数座標高さ距離
2025/7/3

与えられた2つの2次方程式がそれぞれどのような図形を表すか答える問題です。 (1) $x^2 + y^2 + 4x - 2y - 4 = 0$ (2) $x^2 + y^2 + 6x + 8y + 9...

2次方程式平方完成図形
2025/7/3