(1) 頂点の座標を求める
3つの直線の交点を求めます。
* x−y=−1 と x+y=3 の交点: 2式を足すと、2x=2 より x=1。これを x+y=3 に代入すると 1+y=3 より y=2。よって、交点は (1,2)。 * x−y=−1 と x+2y=−1 の交点: x=y−1をx+2y=−1に代入して y−1+2y=−1, 3y=0, y=0。 x=0−1=−1。よって、交点は (−1,0)。 * x+y=3 と x+2y=−1 の交点: x=3−yをx+2y=−1に代入して、3−y+2y=−1, y=−4。x=3−(−4)=7。よって、交点は (7,−4)。 したがって、三角形の頂点の座標は (1,2), (−1,0), (7,−4) です。 (2) 外接円の方程式を求める
外接円の方程式を (x−a)2+(y−b)2=r2 とおきます。 3つの頂点 (1,2), (−1,0), (7,−4) を通るので、 \begin{align*} (1-a)^2 + (2-b)^2 &= r^2 \\ (-1-a)^2 + (0-b)^2 &= r^2 \\ (7-a)^2 + (-4-b)^2 &= r^2 \end{align*}
まず、1番目の式と2番目の式から
(1−a)2+(2−b)2=(−1−a)2+b2 1−2a+a2+4−4b+b2=1+2a+a2+b2 5−2a−4b=1+2a 次に、2番目の式と3番目の式から
(−1−a)2+b2=(7−a)2+(−4−b)2 (1+a)2+b2=(7−a)2+(4+b)2 1+2a+a2+b2=49−14a+a2+16+8b+b2 1+2a=65−14a+8b 16a−8b=64 ここに、b=1−aを代入すると、 2a−(1−a)=8 したがって、円の中心は (3,−2) です。 半径の2乗 r2 は (−1−3)2+(0−(−2))2=16+4=20 となります。 外接円の方程式は (x−3)2+(y+2)2=20 です。 (3) 外接円の半径と外心の座標を求める
外接円の半径は r=20=25 です。 外心の座標は (3,−2) です。