ある会社の社員の年代と居住形態に関する情報から、一戸建ての持ち家に住んでいる40歳以上の社員の人数を求める問題です。

代数学方程式比率文章問題
2025/7/5

1. 問題の内容

ある会社の社員の年代と居住形態に関する情報から、一戸建ての持ち家に住んでいる40歳以上の社員の人数を求める問題です。

2. 解き方の手順

まず、与えられた情報を整理します。
* 40歳以上の社員と40歳未満の社員の比は4:1である。
* 全社員は一戸建てか共同住宅に住んでおり、一戸建てに住む社員は共同住宅に住む社員より31人少ない。
* 一戸建ての借家に住む40歳以上の社員は13人である。
* 共同住宅の持ち家に住む40歳以上の社員は、共同住宅の借家に住む40歳未満の社員の3倍である。
* 共同住宅の持ち家に住む40歳未満の社員は7人、共同住宅の借家に住む40歳以上の社員は53人である。
* 持ち家に住む社員は126人である。
* 借家に住む40歳未満の社員は、借家に住む40歳以上の社員の1/2である。
次に、必要な変数を定義します。
* xx: 一戸建ての持ち家に住む40歳以上の社員の人数(求める値)。
* yy: 一戸建ての持ち家に住む40歳未満の社員の人数。
ここで、持ち家に住む社員は126人なので、
x+y+53+7=126x + y + 53 + 7 = 126。なぜなら持ち家に住む人は、一戸建ての持ち家の40歳以上、一戸建ての持ち家の40歳未満、共同住宅の持ち家の40歳以上、共同住宅の持ち家の40歳未満だけだからです。
x+y=126537=66x + y = 126 - 53 - 7 = 66
y=66xy = 66 - x
次に、借家に住む40歳未満の社員の人数をzzとすると、借家に住む40歳以上の社員の人数は2z2zである。
共同住宅の借家に住む40歳以上の社員は53人なので、一戸建ての借家に住む40歳以上の社員は2z532z - 53人となる。
一戸建ての借家に住む40歳以上の社員は13人なので、2z53=132z-53=132z=662z = 66z=33z=33
したがって借家に住む40歳未満の社員はz=33z=33人。
共同住宅の持ち家に住む40歳以上の社員の人数は、共同住宅の借家に住む40歳未満の社員の3倍なので、73=217*3=21人。
40歳以上の社員の合計はx+13+21+53=x+87x+13+21+53 = x+87
40歳未満の社員の合計はy+33+7=y+40y+33+7 = y+40
40歳以上の社員と40歳未満の社員の比は4:1なので、
x+87y+40=41\frac{x+87}{y+40} = \frac{4}{1}
x+87=4(y+40)x+87 = 4(y+40)
x+87=4(66x+40)x+87 = 4(66-x+40)
x+87=4(106x)x+87 = 4(106-x)
x+87=4244xx+87 = 424 - 4x
5x=42487=3375x = 424-87 = 337
x=337/5=67.4x = 337/5 = 67.4
しかし、人数は整数なので矛盾が発生。条件の読み間違いがあるか、解なし。
再度条件を確認し、立式を修正します。
持ち家に住む社員の合計は126人なので、x+y+21+7=126x+y+21+7=126より、x+y=98x+y = 98, y=98xy=98-x
x+13+21+53y+33+7=4\frac{x+13+21+53}{y+33+7} = 4
x+87y+40=4\frac{x+87}{y+40}=4
x+87=4(y+40)x+87 = 4(y+40)
x+87=4(98x+40)=4(138x)x+87=4(98-x+40)=4(138-x)
x+87=5524xx+87 = 552-4x
5x=55287=4655x=552-87=465
x=93x=93
y=9893=5y=98-93=5

3. 最終的な答え

一戸建ての持ち家に住んでいる40歳以上の社員の人数は93人。

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