この和は、等差数列と等比数列の積の形になっているので、等比数列の公比を掛けてずらすことで解くことができます。
S=1⋅1+4⋅2+7⋅22+⋯+(3n−2)⋅2n−1 次に、S に公比である 2 を掛けた 2S を計算します。 2S=1⋅2+4⋅22+7⋅23+⋯+(3n−2)⋅2n S−2S=(1⋅1+4⋅2+7⋅22+⋯+(3n−2)⋅2n−1)−(1⋅2+4⋅22+7⋅23+⋯+(3n−2)⋅2n) −S=1⋅1+(4−1)⋅2+(7−4)⋅22+⋯+(3n−2−(3n−5))⋅2n−1−(3n−2)⋅2n −S=1+3⋅2+3⋅22+⋯+3⋅2n−1−(3n−2)⋅2n 等比数列の部分の和を計算します。
T=3⋅2+3⋅22+⋯+3⋅2n−1 T=3(2+22+⋯+2n−1) T=3⋅2−12(2n−1−1)=3⋅2(2n−1−1)=6(2n−1−1)=3⋅2n−6 したがって、
−S=1+3⋅2n−6−(3n−2)⋅2n −S=3⋅2n−(3n−2)⋅2n−5 −S=(3−(3n−2))⋅2n−5 −S=(5−3n)⋅2n−5 S=(3n−5)⋅2n+5