問題は以下の2つの部分から構成されています。 (1) 直線 $y=ax$ 上の点Bのy座標が-4であるとき、$a$ の値を求める。 (2) 直線BCの式を $y=mx+n$ とするとき、$m$ の値と $n$ の値を求める。ここで、Cは直線 $y=-x+16$ とy軸の交点であり、Bは(1)で求めた直線 $y=ax$ 上の点である。

代数学一次関数連立方程式座標グラフ
2025/7/5

1. 問題の内容

問題は以下の2つの部分から構成されています。
(1) 直線 y=axy=ax 上の点Bのy座標が-4であるとき、aa の値を求める。
(2) 直線BCの式を y=mx+ny=mx+n とするとき、mm の値と nn の値を求める。ここで、Cは直線 y=x+16y=-x+16 とy軸の交点であり、Bは(1)で求めた直線 y=axy=ax 上の点である。

2. 解き方の手順

(1) aa の値を求める。
点Aは直線① y=x+16y=-x+16 と直線② y=axy=ax の交点で、yy 座標が10である。
点Aのx座標を求めるために、直線①に y=10y=10 を代入する。
10=x+1610 = -x + 16
x=1610=6x = 16 - 10 = 6
したがって、点Aの座標は (6,10)(6, 10) である。
点Aは直線②上にあるので、直線②の式に点Aの座標を代入する。
10=a×610 = a \times 6
a=106=53a = \frac{10}{6} = \frac{5}{3}
点Bは直線② y=53xy=\frac{5}{3}x 上の点で、yy 座標が-4である。
点Bのx座標を求めるために、y=4y=-4 を代入する。
4=53x-4 = \frac{5}{3}x
x=4×35=125x = -4 \times \frac{3}{5} = -\frac{12}{5}
したがって、点Bの座標は (125,4)(-\frac{12}{5}, -4) である。
点Bの座標からaの値を直接求めることもできます。
y=axy=ax(125,4)(-\frac{12}{5}, -4)を代入すると、
4=a×(125)-4 = a \times (-\frac{12}{5})
a=4×(512)a = -4 \times (-\frac{5}{12})
a=2012=53a = \frac{20}{12} = \frac{5}{3}
(2) 直線BCの式 y=mx+ny=mx+n を求める。
点Cは直線① y=x+16y=-x+16 とy軸の交点なので、x=0x=0 を代入する。
y=0+16=16y = -0 + 16 = 16
したがって、点Cの座標は (0,16)(0, 16) である。
点Bの座標は (125,4)(-\frac{12}{5}, -4) であり、点Cの座標は (0,16)(0, 16) である。
傾き mm を求める。
m=16(4)0(125)=20125=20×512=10012=253m = \frac{16 - (-4)}{0 - (-\frac{12}{5})} = \frac{20}{\frac{12}{5}} = 20 \times \frac{5}{12} = \frac{100}{12} = \frac{25}{3}
切片 nn を求める。点Cのy座標が16なので、n=16n = 16
したがって、直線BCの式は y=253x+16y = \frac{25}{3}x + 16

3. 最終的な答え

(1) a=53a = \frac{5}{3} (選択肢 5)
(2) m=253m = \frac{25}{3}n=16n = 16

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