この問題は、陽太さんが家から図書館へ行き、帰るという状況をグラフで表したものです。問題は以下の4つです。 (1) 陽太さんが図書館で過ごした時間を求める。 (2) 陽太さんの歩く速さを求める。 (3) $28 \leq x \leq 31$ のとき、$y$ を $x$ の式で表す。 (4) 陽太さんの兄が、陽太さんが出発してから20分後に同じ道を自転車で出発したとき、陽太さんと兄がすれ違う時間を求める。

代数学一次関数グラフ速さ方程式距離
2025/7/5

1. 問題の内容

この問題は、陽太さんが家から図書館へ行き、帰るという状況をグラフで表したものです。問題は以下の4つです。
(1) 陽太さんが図書館で過ごした時間を求める。
(2) 陽太さんの歩く速さを求める。
(3) 28x3128 \leq x \leq 31 のとき、yyxx の式で表す。
(4) 陽太さんの兄が、陽太さんが出発してから20分後に同じ道を自転車で出発したとき、陽太さんと兄がすれ違う時間を求める。

2. 解き方の手順

(1) 図書館にいた時間は、グラフが横に移動している区間の長さに相当します。グラフを見ると、23分から31分まで横に移動しているので、図書館にいた時間は 3123=831 - 23 = 8 分です。
(2) 陽太さんの歩く速さは、グラフの傾きから計算できます。陽太さんは20分で1800m進んでいるので、分速は 1800÷20=901800 \div 20 = 90 mです。
(3) 28x3128 \leq x \leq 31 のとき、yyxx の一次関数で表されます。
点(28, 1800)と点(31, 0)を通る直線の式を求めます。
傾きは 018003128=18003=600\frac{0 - 1800}{31 - 28} = \frac{-1800}{3} = -600 です。
y=600(x28)+1800=600x+16800+1800=600x+18600y = -600(x - 28) + 1800 = -600x + 16800 + 1800 = -600x + 18600
したがって、y=600x+18600y = -600x + 18600
(4) 陽太さんが出発してから tt 分後にすれ違うとします。ただし、t>20t > 20
陽太さんの位置は、20分後からさらに (t20)(t - 20) 分歩いているので、図書館からの距離は 1800600(t28)1800 - 600(t-28)です。
兄の位置は、(t20)(t - 20) 分自転車で進んでいるので、家からの距離は 200(t20)200(t - 20) mです。
すれ違うとき、陽太さんと兄の位置の合計は1800mになるので、
1800=200(t20)+1800600(t28)1800 = 200(t - 20) + 1800 - 600(t - 28)
0=200t400600t+168000 = 200t - 400 - 600t + 16800
400t=16400400t = 16400
t=41t = 41
したがって、陽太さんが出発してから41分後にすれ違います。41分は、60秒x41=2460秒。
41分0秒

3. 最終的な答え

(1) 8分
(2) 分速90m
(3) y=600x+18600y = -600x + 18600
(4) 41分0秒

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