AとBの2種類の食塩水がある。Aの食塩水240gとBの食塩水120gを混ぜると8%の食塩水ができる。また、Aの食塩水80gとBの食塩水160gを混ぜると10%の食塩水ができる。AとBの食塩水の濃度をそれぞれx%, y%としたとき、xとyの値を求め、Bの食塩水の濃度を求めよ。また、A, Bの食塩水の濃度をそれぞれx%, y%とすると、次の連立方程式ができる。 $\begin{cases} 240 \times \frac{x}{100} + 120 \times \frac{y}{100} = 360 \times \frac{8}{100} \\ 80 \times \frac{x}{100} + 160 \times \frac{y}{100} = 240 \times \frac{10}{100} \end{cases}$

代数学連立方程式濃度文章問題食塩水
2025/3/31

1. 問題の内容

AとBの2種類の食塩水がある。Aの食塩水240gとBの食塩水120gを混ぜると8%の食塩水ができる。また、Aの食塩水80gとBの食塩水160gを混ぜると10%の食塩水ができる。AとBの食塩水の濃度をそれぞれx%, y%としたとき、xとyの値を求め、Bの食塩水の濃度を求めよ。また、A, Bの食塩水の濃度をそれぞれx%, y%とすると、次の連立方程式ができる。
$\begin{cases}
240 \times \frac{x}{100} + 120 \times \frac{y}{100} = 360 \times \frac{8}{100} \\
80 \times \frac{x}{100} + 160 \times \frac{y}{100} = 240 \times \frac{10}{100}
\end{cases}$

2. 解き方の手順

まず、与えられた連立方程式を整理する。
1つ目の式を整理する:
240x+120y=360×8240x + 120y = 360 \times 8
240x+120y=2880240x + 120y = 2880
両辺を120で割ると:
2x+y=242x + y = 24 (1)
2つ目の式を整理する:
80x+160y=240×1080x + 160y = 240 \times 10
80x+160y=240080x + 160y = 2400
両辺を80で割ると:
x+2y=30x + 2y = 30 (2)
(1)式より、y=242xy = 24 - 2x (3)
(3)式を(2)式に代入する:
x+2(242x)=30x + 2(24 - 2x) = 30
x+484x=30x + 48 - 4x = 30
3x=18-3x = -18
x=6x = 6
x=6x = 6を(3)式に代入する:
y=242×6y = 24 - 2 \times 6
y=2412y = 24 - 12
y=12y = 12
よって、x=6x = 6, y=12y = 12
Aの食塩水の濃度は6%, Bの食塩水の濃度は12%である。

3. 最終的な答え

Aの食塩水の濃度: 6 %
Bの食塩水の濃度: 12 %