与えられた放物線 $f(x)$ は頂点が $(1, -2)$ であり、軸が $x = 1$ である。区間 $0 \le x \le k$ における $f(x)$ の最小値を $m(k)$ とする。$0 < k < \text{ウ}$ のときと $k \ge \text{ウ}$ のときの場合分けで、$m(k)$ を $k$ の式で表す。

代数学二次関数放物線最大最小場合分け
2025/7/5

1. 問題の内容

与えられた放物線 f(x)f(x) は頂点が (1,2)(1, -2) であり、軸が x=1x = 1 である。区間 0xk0 \le x \le k における f(x)f(x) の最小値を m(k)m(k) とする。0<k<0 < k < \text{ウ} のときと kk \ge \text{ウ} のときの場合分けで、m(k)m(k)kk の式で表す。

2. 解き方の手順

まず、f(x)=a(x1)22f(x) = a(x-1)^2 - 2 と表せる。aa の値が不明なので、ここでは a>0a > 0 (下に凸) と仮定して問題を解く。もし a<0a < 0 (上に凸) ならば、最大値を考えることになり、解法が異なる。
(i) 0<k<10 < k < 1 のとき:
区間 0xk0 \le x \le k において、x=kx = k で最小値をとる。
よって、m(k)=f(k)=a(k1)22=a(k22k+1)2=ak22ak+a2m(k) = f(k) = a(k-1)^2 - 2 = a(k^2 - 2k + 1) - 2 = ak^2 - 2ak + a - 2.
したがって、0<k<10 < k < 1 であり、m(k)=ak22ak+a2m(k) = ak^2 - 2ak + a - 2.
(ii) k1k \ge 1 のとき:
区間 0xk0 \le x \le k において、x=1x = 1 で最小値をとる。
よって、m(k)=f(1)=2m(k) = f(1) = -2.
このとき、aa の値は m(k)m(k) に影響しない。
したがって、
(i) 0<k<10 < k < 1 のとき、m(k)=ak22ak+a2m(k) = ak^2 - 2ak + a - 2.
(ii) k1k \ge 1 のとき、m(k)=2m(k) = -2.

3. 最終的な答え

ア: (1, -2)
イ: 1
ウ: 1
エ: a
オ: -2a
カ: a-2
キ: 0
ク: 0
ケ: -2

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