グラフを見て、以下の記述のうち、グラフの内容を正しく説明しているものがいくつあるか答える問題です。 * 2019年において、メキシコとカナダからの合計人数は15,100千人以上である。 * 2015年から2018年のドイツからの人数の割合が一定だとすると、ドイツからの人数は3年間で16%以上増えた。 * 2016年におけるカナダ以外の主要国からの人数は、およそ22,300千人である。 * 2015年においてメキシコからの人数の割合が34%だとすると、メキシコからの人数は2019年のほうが多い。

確率論・統計学グラフの読み取り割合パーセント
2025/7/5

1. 問題の内容

グラフを見て、以下の記述のうち、グラフの内容を正しく説明しているものがいくつあるか答える問題です。
* 2019年において、メキシコとカナダからの合計人数は15,100千人以上である。
* 2015年から2018年のドイツからの人数の割合が一定だとすると、ドイツからの人数は3年間で16%以上増えた。
* 2016年におけるカナダ以外の主要国からの人数は、およそ22,300千人である。
* 2015年においてメキシコからの人数の割合が34%だとすると、メキシコからの人数は2019年のほうが多い。

2. 解き方の手順

各記述について、グラフから読み取れる情報に基づいて検証します。
* **記述1: 2019年において、メキシコとカナダからの合計人数は15,100千人以上である。**
グラフから、2019年のメキシコの割合は約34%、カナダの割合は約26%と読み取れます。2019年の合計人数は25,174千人なので、メキシコからの人数は約 25,174×0.34=8559.1625,174 \times 0.34 = 8559.16 千人、カナダからの人数は約 25,174×0.26=6545.2425,174 \times 0.26 = 6545.24 千人です。合計すると、8559.16+6545.24=15104.48559.16 + 6545.24 = 15104.4 千人となります。したがって、15,100千人以上であるという記述は正しいです。
* **記述2: 2015年から2018年のドイツからの人数の割合が一定だとすると、ドイツからの人数は3年間で16%以上増えた。**
2015年のドイツの割合は約8%、合計人数は35,135千人なので、ドイツからの人数は約 35,135×0.08=2810.835,135 \times 0.08 = 2810.8 千人です。2018年のドイツの割合は約8%、合計人数は41,641千人なので、ドイツからの人数は約 41,641×0.08=3331.2841,641 \times 0.08 = 3331.28 千人です。増加率は 3331.282810.82810.80.185\frac{3331.28 - 2810.8}{2810.8} \approx 0.185なので、約18.5%増加しています。したがって、16%以上増えたという記述は正しいです。
* **記述3: 2016年におけるカナダ以外の主要国からの人数は、およそ22,300千人である。**
2016年の合計人数は37,171千人です。グラフから、カナダの割合は約40%なので、カナダからの人数は約 37,171×0.4=14868.437,171 \times 0.4 = 14868.4 千人です。カナダ以外の人数は 37,17114868.4=22302.637,171 - 14868.4 = 22302.6 千人となり、およそ22,300千人であるという記述は正しいです。
* **記述4: 2015年においてメキシコからの人数の割合が34%だとすると、メキシコからの人数は2019年のほうが多い。**
2015年の合計人数は35,135千人で、メキシコの割合が34%だとすると、メキシコからの人数は 35,135×0.34=1194635,135 \times 0.34 = 11946 千人です。2019年のメキシコからの人数は約8559.16千人なので、2015年のほうが人数が多いです。したがって、2019年のほうが多いという記述は誤りです。
したがって、正しい記述は3つです。

3. 最終的な答え

3つ

「確率論・統計学」の関連問題

図のような道路において、P地点から南に向かって出発し、以下の規則に従って進む。 規則(I): 南に進んでいるとき、分岐点でサイコロを投げる。4以下の目が出たら東西の道に曲がり、5以上の目が出たら直進す...

確率期待値サイコロ条件付き確率
2025/7/5

円周を6等分した点をA, B, C, D, E, Fとする。点Aを出発点とし、サイコロを振って偶数が出たら2、奇数が出たら1だけ時計回りに進めるゲームを考える。 (1) ちょうど1周して点Aに戻る確率...

確率組み合わせ期待値サイコロ
2025/7/5

箱ひげ図から読み取れる内容として、必ず正しいものを選択する問題です。選択肢は以下の4つです。 1. 40点以上50点未満の生徒はちょうど6人いる

箱ひげ図データの分析四分位数統計
2025/7/5

10本のひもがあり、その長さの測定値について、最初の5本の平均値は4、標準偏差は4であり、残りの5本の平均値は6、標準偏差は2である。10本すべての測定値の平均値と標準偏差を求める。

統計平均標準偏差分散
2025/7/5

Aがある噂(総選挙があるかないか)を伝え、それが次々と人に伝わる。 「総選挙がある」と聞いた人が「総選挙がある」と伝える確率は0.8、「総選挙がない」と伝える確率は0.2である。 「総選挙がない」と聞...

確率行列定常状態遷移行列
2025/7/5

ある噂(「総選挙がある」または「総選挙がない」)が人から人へと伝わる際、伝わる確率が変化する。 「総選挙がある」と聞いた人が他人に「総選挙がある」と伝える確率は0.8、「総選挙がない」と伝える確率は0...

マルコフ連鎖確率行列定常状態
2025/7/5

ある人が別の人に「総選挙がある」または「総選挙がない」という噂を伝える際、情報がどのように変化していくかを考える問題です。「総選挙がある」と聞いた人が他人に「総選挙がある」と伝える確率は0.8、「総選...

確率マルコフ連鎖行列確率伝播
2025/7/5

標準外径が20mmと定められているワイヤーロープのサンプルを測定した結果が表に示されています。この表を完成させ、平均値と標準偏差を求めます。

平均値標準偏差統計データの分析
2025/7/5

5人でじゃんけんを1回するとき、あいこになる確率を求めます。

確率場合の数じゃんけん
2025/7/5

箱の中に赤い球が5個、白い球が4個入っています。この箱から同時に3個の球を取り出すとき、少なくとも1個が白い球である確率を求めます。

確率組み合わせ確率の計算
2025/7/5