(1) n+1回の試行で和が奇数になるのは、次の2つの場合がある。 * n回の試行で和が偶数で、n+1回目の試行で奇数の玉が出る。 * n回の試行で和が奇数で、n+1回目の試行で偶数の玉が出る。 n回の試行で和が偶数になる確率は1−pnである。 袋の中には奇数の玉が1, 3, 5, 7の4個、偶数の玉が2, 4, 6の3個入っている。
したがって、n+1回目の試行で奇数の玉が出る確率は74、偶数の玉が出る確率は73である。 よって、pn+1は次のように表せる。 pn+1=(1−pn)⋅74+pn⋅73 pn+1=74−74pn+73pn pn+1=74−71pn (2) pn+1=74−71pnを変形する。 pn+1−21=−71(pn−21) 数列{pn−21}は、初項p1−21、公比−71の等比数列である。 p1は1回の試行で奇数の玉が出る確率なので、p1=74である。 よって、p1−21=74−21=148−7=141となる。 したがって、
pn−21=141⋅(−71)n−1 pn=21+141⋅(−71)n−1