初期状態では、赤球2個、白球3個の計5個の球が入っている。3回の操作後、赤球と白球が同数になるためには、合計個数が偶数になる必要がある。3回の操作で3個球が増えるので、合計個数は5+3=8個になる。したがって、赤球と白球が同数になるのは、それぞれ4個の場合である。
初期状態から3回の操作で赤球が2個増え、白球が1個増える場合と、赤球が1個増え、白球が2個増える場合を考える。
(i) 赤球が2回、白球が1回出る場合
この順序は、例えば「赤、赤、白」のように、何通りかある。この確率は、
(52)×(63)×(73)=21018 (52)×(63)×(74)=21024 (52)×(63)×(75)=21030 (52)×(64)×(73)=21024 (53)×(62)×(73)=21018 (53)×(62)×(73)=21018 操作の順番は 3C2=3 通り。この確率は、 52×63×73+52×63×73=21018 52×63×73=21018 52×63×73+53×63×73+53×63×73=21018+21018+21018 21018+21018+21018=3×21018=21054 最初に赤球を取り出す確率は 52 2回目に赤球を取り出す確率は 63 3回目に白球を取り出す確率は 73 52×63×73×3=5×6×73×2×3×3=21054 (ii) 白球が2回、赤球が1回出る場合
操作の順番は 3C1=3 通り。この確率は、 53×64×72+53×62×74+52×63×74=3×21024=21072 赤球が1回、白球が2回出る確率は
3×52×63×74=3×21024=21072 したがって、求める確率は、
21054+21072=210126=53