52枚のトランプから2枚を同時に取り出すとき、2枚のうち1枚だけが絵札である確率を求めます。

確率論・統計学確率組み合わせトランプ
2025/7/6

1. 問題の内容

52枚のトランプから2枚を同時に取り出すとき、2枚のうち1枚だけが絵札である確率を求めます。

2. 解き方の手順

まず、トランプ52枚の中に絵札が何枚あるかを確認します。絵札は、ジャック(J)、クイーン(Q)、キング(K)の3種類で、それぞれ4つのスート(スペード、ハート、ダイヤ、クラブ)があります。したがって、絵札は 3×4=123 \times 4 = 12 枚あります。
次に、2枚のカードの選び方の場合の数を求めます。これは、52枚から2枚を選ぶ組み合わせなので、
52C2_{52}C_2 で計算できます。
52C2=52×512×1=1326_{52}C_2 = \frac{52 \times 51}{2 \times 1} = 1326
次に、2枚のうち1枚だけが絵札である場合を考えます。これは、絵札1枚と絵札ではないカード1枚を選ぶ組み合わせです。絵札の選び方は 12C1=12_{12}C_1 = 12 通りです。絵札ではないカードは 5212=4052 - 12 = 40 枚あるので、絵札ではないカードの選び方は 40C1=40_{40}C_1 = 40 通りです。したがって、絵札1枚と絵札ではないカード1枚を選ぶ組み合わせは 12×40=48012 \times 40 = 480 通りです。
最後に、求める確率は、絵札1枚と絵札ではないカード1枚を選ぶ組み合わせの数を、2枚のカードの選び方の場合の数で割ることで求められます。
確率は P=4801326=80221P = \frac{480}{1326} = \frac{80}{221} となります。

3. 最終的な答え

80221\frac{80}{221}

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