(1) 円と直線が異なる2点で交わる条件は、円の中心と直線の距離が円の半径より小さいことです。
円の中心は (0,0)、半径は 5 です。 円の中心 (0,0) と直線 3x−y+k=0 の距離 d は、 d=32+(−1)2∣3⋅0−0+k∣=10∣k∣ 円と直線が異なる2点で交わる条件は d<5 なので、 10∣k∣<5 ∣k∣<510 −510<k<510 (2) 円と直線が接する条件は、円の中心と直線の距離が円の半径に等しいことです。
10∣k∣=5 ∣k∣=510 k=±510 次に、接点の座標を求めます。
まず、k=510 のときを考えます。 直線の方程式は y=3x+510 です。 接点は、円の中心 (0,0) から直線に下ろした垂線の足です。 この垂線の方程式は y=−31x です。 この直線と y=3x+510 の交点を求めます。 −31x=3x+510 −31x−3x=510 −310x=510 x=−2310 y=−31(−2310)=2110 したがって、接点の座標は (−2310,2110) です。 次に、k=−510 のときを考えます。 直線の方程式は y=3x−510 です。 垂線の方程式は y=−31x です。 この直線と y=3x−510 の交点を求めます。 −31x=3x−510 −31x−3x=−510 −310x=−510 x=2310 y=−31(2310)=−2110 したがって、接点の座標は (2310,−2110) です。