A組の生徒数は40人で、自転車通学をしている生徒の割合がA組全体で35%である。A組の男女別の自転車通学者の割合は、男子が25%、女子が50%である。A組の男子と女子の人数を連立方程式を使って求める。

代数学連立方程式割合文章問題
2025/7/6

1. 問題の内容

A組の生徒数は40人で、自転車通学をしている生徒の割合がA組全体で35%である。A組の男女別の自転車通学者の割合は、男子が25%、女子が50%である。A組の男子と女子の人数を連立方程式を使って求める。

2. 解き方の手順

男子の人数を xx、女子の人数を yy とする。
生徒数の合計に関する式は次のようになる。
x+y=40x + y = 40
自転車通学者の割合に関する式は、男子の自転車通学者数と女子の自転車通学者数の合計が、全体の自転車通学者数に等しいことから導ける。全体の自転車通学者数は 40×0.35=1440 \times 0.35 = 14 人である。したがって、次の式が成り立つ。
0.25x+0.5y=140.25x + 0.5y = 14
上記の2つの式を連立方程式として解く。
まず、2番目の式を100倍して、小数をなくす。
25x+50y=140025x + 50y = 1400
次に、1番目の式を25倍する。
25x+25y=100025x + 25y = 1000
2つの式の差を計算する。
(25x+50y)(25x+25y)=14001000(25x + 50y) - (25x + 25y) = 1400 - 1000
25y=40025y = 400
y=16y = 16
y=16y = 16x+y=40x + y = 40 に代入する。
x+16=40x + 16 = 40
x=4016x = 40 - 16
x=24x = 24

3. 最終的な答え

男子の人数は24人、女子の人数は16人。

「代数学」の関連問題

与えられた数式 $(\sqrt{-3}+\sqrt{2})(\sqrt{-18}-\sqrt{12})$ を計算し、その結果を求めます。ただし、ルートの中が負の数になっているため、複素数の知識が必要に...

複素数式の計算平方根
2025/7/6

与えられた多項式方程式を解く問題です。具体的には以下の4つの方程式を解きます。 (7) $2x^3 - x^2 - 8x + 4 = 0$ (8) $x^4 - x^3 + x^2 - 3x - 6 ...

多項式方程式因数分解解の公式複素数
2025/7/6

$\frac{4x+5}{3}$ に -6 を掛けた式を計算します。つまり、 $\frac{4x+5}{3} \times (-6)$ を計算します。

一次式計算式の展開分数
2025/7/6

問題は全部で6問あります。 問1は連立1次方程式を拡大係数行列の基本変形を用いて解く問題です。 問2は行列を簡約化して階数を求める問題です。 問3は行列式の値を求める問題です。 問4は行列の逆行列を求...

線形代数連立1次方程式行列行列式逆行列線形変換
2025/7/6

画像にある数式 $-4t / (t^2 - 12) = t/2$ を解き、$t$の値を求めます。

方程式分数式因数分解解の検証
2025/7/6

与えられた式 $\frac{4x+5}{3} \times (-6)^2$ を簡略化する問題です。

式の簡略化分数分配法則計算
2025/7/6

放物線 $y = x^2 - 2ax + b$ を $x$ 軸方向に $4$、$y$ 軸方向に $1$ だけ平行移動させた放物線の頂点が $(-1, 1)$ であるとき、$a$ と $b$ の値を求め...

放物線平行移動二次関数頂点平方完成
2025/7/6

$t$ についての方程式 $\frac{-4t}{t^2 - 12} = -\frac{21}{2}$ を解き、$t$ の値を求めます。

二次方程式分数方程式解の公式
2025/7/6

与えられた複数の式を因数分解する問題です。 (1) $x^2 + 12x + 11$ (2) $x^2 - 7x + 10$ (3) $x^2 - 2x - 35$ (4) $a^2 + 2a - 2...

因数分解二次式多項式
2025/7/6

放物線 $y = x^2 - 2ax + b$ を $x$ 軸方向に 4, $y$ 軸方向に 1 だけ平行移動させた放物線の頂点が $(-1, 1)$ であるとき、$a$ と $b$ の値を求めよ。

二次関数放物線平行移動平方完成連立方程式
2025/7/6