兄と弟の所持金の合計が4800円である。兄は持っていたお金の3割を、弟は持っていたお金の4割を出し合って1620円の品物を買った。それぞれの最初の所持金を求めよ。ただし、兄の所持金を $x$ 円、弟の所持金を $y$ 円とする。

代数学連立方程式文章題割合
2025/4/1

1. 問題の内容

兄と弟の所持金の合計が4800円である。兄は持っていたお金の3割を、弟は持っていたお金の4割を出し合って1620円の品物を買った。それぞれの最初の所持金を求めよ。ただし、兄の所持金を xx 円、弟の所持金を yy 円とする。

2. 解き方の手順

まず、問題文から以下の2つの式を立てることができます。
* 兄と弟の所持金の合計: x+y=4800x + y = 4800
* 2人が出し合った金額の合計: 0.3x+0.4y=16200.3x + 0.4y = 1620
次に、この2つの式を連立方程式として解きます。
まず、最初の式から yyxx で表します。
y=4800xy = 4800 - x
この式を2番目の式に代入します。
0.3x+0.4(4800x)=16200.3x + 0.4(4800 - x) = 1620
0.3x+19200.4x=16200.3x + 1920 - 0.4x = 1620
0.1x=300-0.1x = -300
x=3000x = 3000
次に、xx の値を最初の式に代入して、yy の値を求めます。
y=48003000=1800y = 4800 - 3000 = 1800
したがって、兄の所持金は3000円、弟の所持金は1800円です。

3. 最終的な答え

兄の所持金:3000円
弟の所持金:1800円

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