(1) (1) 図1において、$AR:RB$を求める。 (2) 図2において、$CQ:QA$を求める。 (2) 点Oが三角形ABCの外心であるとき、$\angle x$と$\angle y$の大きさを求める。

幾何学メネラウスの定理外心三角形
2025/7/6

1. 問題の内容

(1)
(1) 図1において、AR:RBAR:RBを求める。
(2) 図2において、CQ:QACQ:QAを求める。
(2) 点Oが三角形ABCの外心であるとき、x\angle xy\angle yの大きさを求める。

2. 解き方の手順

(1)
(1) 図1において、メネラウスの定理を用いる。
ARRBBPPCCQQA=1\frac{AR}{RB} \cdot \frac{BP}{PC} \cdot \frac{CQ}{QA} = 1
問題より、BP:PC=6:5BP:PC = 6:5AQ:QC=2:3AQ:QC = 2:3であるから、CQ:QA=3:2CQ:QA = 3:2
ARRB6532=1\frac{AR}{RB} \cdot \frac{6}{5} \cdot \frac{3}{2} = 1
ARRB1810=1\frac{AR}{RB} \cdot \frac{18}{10} = 1
ARRB=1018=59\frac{AR}{RB} = \frac{10}{18} = \frac{5}{9}
(2) 図2において、メネラウスの定理を用いる。
BCCPPQQAARRB=1\frac{BC}{CP} \cdot \frac{PQ}{QA} \cdot \frac{AR}{RB} = 1
問題より、AR:RB=2:3AR:RB = 2:3BC:CP=3:2BC:CP = 3:2であるから、
32PQQA23=1\frac{3}{2} \cdot \frac{PQ}{QA} \cdot \frac{2}{3} = 1
CQQA=AQQC=1\frac{CQ}{QA} = \frac{AQ}{QC}=1
したがって、CQ:QA=1:1CQ:QA=1:1
(2)
BAC=35\angle BAC = 35^\circABC=25\angle ABC = 25^\circ
ACB=180(35+25)=18060=120\angle ACB = 180^\circ - (35^\circ + 25^\circ) = 180^\circ - 60^\circ = 120^\circ
点OはABC\triangle ABCの外心なので、BOC=2BAC=2×35=70\angle BOC = 2 \angle BAC = 2 \times 35^\circ = 70^\circ
AOC=2ABC=2×25=50\angle AOC = 2 \angle ABC = 2 \times 25^\circ = 50^\circ
AOB=2ACB=2×120=240\angle AOB = 2 \angle ACB = 2 \times 120^\circ = 240^\circ
しかし、これはあり得ないので、中心角は360240=120360 - 240 = 120度になる。
OBC\triangle OBCOB=OCOB=OCの二等辺三角形なので、OBC=OCB=x\angle OBC = \angle OCB = x
2x+70=1802x + 70^\circ = 180^\circ
2x=1102x = 110^\circ
x=55x = 55^\circ
OAC\triangle OACOA=OCOA=OCの二等辺三角形なので、OAC=OCA=y\angle OAC = \angle OCA = y
2y+50=1802y + 50^\circ = 180^\circ
2y=1302y = 130^\circ
y=65y = 65^\circ

3. 最終的な答え

(1)
(1) AR:RB=5:9AR:RB = 5:9
(2) CQ:QA=1:1CQ:QA=1:1
(2) x=55\angle x = 55^\circy=65\angle y = 65^\circ

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