箱ひげ図から読み取れる情報について、正しいものを選択する問題です。与えられた箱ひげ図はAチームとBチームそれぞれ15人のボール投げの記録を表しており、選択肢の中から箱ひげ図から正しく読み取れるものを一つ選びます。選択肢は以下の通りです。 1. Bチームの記録のうち、最も長いのは、60mである。

確率論・統計学箱ひげ図データの分析四分位数範囲統計
2025/7/6

1. 問題の内容

箱ひげ図から読み取れる情報について、正しいものを選択する問題です。与えられた箱ひげ図はAチームとBチームそれぞれ15人のボール投げの記録を表しており、選択肢の中から箱ひげ図から正しく読み取れるものを一つ選びます。選択肢は以下の通りです。

1. Bチームの記録のうち、最も長いのは、60mである。

2. Aチームの記録のうち、16m未満の人数は、44m以上の人数と同じである。

3. 記録が24m未満の人数は、BチームよりAチームの方が多い。

4. Aチームの記録とBチームの記録を比べると、範囲も四分位範囲もAチームの記録の方が大きい。

2. 解き方の手順

まず、箱ひげ図から読み取れる基本的な情報を確認します。箱ひげ図は、データの最小値、第一四分位数、中央値(第二四分位数)、第三四分位数、最大値を表します。
選択肢1について:
Bチームの箱ひげ図の最大値は60mなので、これは正しいです。
選択肢2について:
Aチームの箱ひげ図を見ると、16mは箱ひげ図の範囲外であり、16m未満の人数を特定することは出来ません。同様に、44m以上の人数も正確に特定できません。したがって、この選択肢は誤りである可能性があります。
選択肢3について:
24m未満の人数を正確に読み取ることはできませんが、箱ひげ図からおおよその分布を推測できます。Aチームの中央値は約32m、Bチームの中央値は約36mです。したがって、24m未満の人数は、BチームよりもAチームの方が少ない可能性があります。したがって、この選択肢は誤りである可能性があります。
選択肢4について:
範囲は最大値と最小値の差で計算できます。Aチームの範囲は約44m(約52m - 約8m)、Bチームの範囲は約44m(約60m - 約16m)です。四分位範囲は、第三四分位数から第一四分位数を引いたものです。Aチームの四分位範囲は約16m(約40m - 約24m)、Bチームの四分位範囲は約24m(約44m - 約20m)です。したがって、この選択肢は誤りです。

3. 最終的な答え

Bチームの記録のうち、最も長いのは、60mである。

「確率論・統計学」の関連問題

袋の中に金、赤、青、黒の玉が合計10個入っており、それぞれの玉の点数が金+5点、赤+3点、青-1点、黒-3点と定められています。この袋から2つの玉を同時に取り出すとき、取り出した2つの玉の合計得点Xに...

確率確率分布期待値分散組み合わせ
2025/7/20

あるクラスでテストを行ったところ、第一問の正解者は35人、第二問の正解者は29人、第三問の正解者は39人であった。このクラスの人数は50人である。 (1) 第一問と第二問がともに正解だった者の数が最も...

集合包含と排除の原理論理
2025/7/20

次の確率を求めます。 4. $X \sim N(0,1)$ のとき、 $P(1.65 \le X < 1.96)$ 5. $X \sim N(1,0.25)$ のとき、$P(X \ge 1.5)$...

確率正規分布標準化確率計算
2025/7/20

さいころを繰り返し振り、出た目の数を使って数列 $X_n$ を定義します。$X_1$ は出た目の数で 17 を割った余り、$X_{n+1}$ は出た目の数で $X_n$ を割った余りです。ただし、1 ...

確率数列余りサイコロ
2025/7/20

1から7までの自然数が書かれた7枚のカードから3枚を抜き出し、小さい順に並べたとき、中央のカードの数を確率変数$X$とする。このとき、$X$の期待値、分散、標準偏差を求める。

確率期待値分散標準偏差組み合わせ
2025/7/20

ある高校の生徒140人を対象に、国語、数学、英語の得意不得意を調査した結果が与えられています。その結果を用いて、3教科すべてが得意な人の数と、3教科中1教科のみが得意な人の数を求める問題です。

集合ベン図包含と排除の原理統計
2025/7/20

1から7までの数字が書かれた7枚のカードから3枚を引く。引いたカードを小さい順に並べたとき、中央のカードの数字を確率変数$X$とする。$X$の期待値、分散、標準偏差を求めよ。

確率変数期待値分散標準偏差組み合わせ
2025/7/20

1から7までの数字が書かれた7枚のカードから3枚を抜き出し、小さい順に並べたとき、中央のカードの数を確率変数$X$とする。このとき、$X$の期待値、分散、標準偏差を求めよ。

確率変数期待値分散標準偏差組み合わせ
2025/7/20

AとB、2つのサイコロを同時に投げたとき、Aの出た目がBの出た目の2倍以下になる確率を求めます。

確率サイコロ組み合わせ
2025/7/20

1, 2, 3, 8 の4枚のカードから2枚引いて順に2桁の整数を作るとき、できた整数が偶数になる確率を求める問題です。ただし、一度引いたカードは元に戻すものとします。

確率組み合わせ偶数場合の数
2025/7/20