半径が $a+b$ の半円から、半径が $a$ の半円と半径が $b$ の半円を取り除いた斜線部分の面積 $S$ を、$a$ と $b$ を用いて表す。次に、$S = S_1$ のとき、$a:b$ を最も簡単な整数の比で表す。ただし、$S_1$ は半径 $a$ の半円の面積である。
2025/7/6
1. 問題の内容
半径が の半円から、半径が の半円と半径が の半円を取り除いた斜線部分の面積 を、 と を用いて表す。次に、 のとき、 を最も簡単な整数の比で表す。ただし、 は半径 の半円の面積である。
2. 解き方の手順
(2)
まず、半径が の半円の面積を求める。半円の面積は、半径の2乗に円周率 をかけ、それを2で割ることで求められる。したがって、半径 の半円の面積は、
次に、半径 の半円の面積は、
半径 の半円の面積は、
斜線部分の面積 は、半径 の半円から、半径 の半円と半径 の半円の面積を引いたものなので、
これを展開して整理すると、
(3)
のとき、 で、 なので、
で両辺を割ると ( なので割ってよい)、
したがって、 となるので、
3. 最終的な答え
(2)
(3)