(1) 2点 A(1, 0), B(5, 0) から等距離にある点 P の軌跡を求める。 (2) 点 (2, 1) からの距離が 4 である点 P の軌跡を求める。 (3) 次の図の斜線部分の領域を表す不等式を求める (2つの図)。 (4) 次の角を、度数は弧度に、弧度は度数に、それぞれ書き直す。(1) $315^{\circ}$ (2) $-\frac{7}{3}\pi$ (3) $72^{\circ}$ (5) 次の値を求めよ。(1) $\sin \frac{7}{6}\pi$ (2) $\cos \frac{5}{4}\pi$ (3) $\tan (-\frac{2}{3}\pi)$ (6) 半径 4、中心角 $\frac{2}{5}\pi$ の扇形の弧の長さと面積を求める。 (7) $\theta$ の動径が第3象限にあり、$\cos \theta = -\frac{4}{5}$ のとき、$\sin \theta$ と $\tan \theta$ の値を求める。 (8) グラフが図のようになるとき、その関数をそれぞれ答える (2つの図)。

幾何学軌跡不等式扇形三角関数角度変換三角比
2025/7/6
はい、承知いたしました。画像に写っている問題のうち、いくつかピックアップして解答します。

1. 問題の内容

(1) 2点 A(1, 0), B(5, 0) から等距離にある点 P の軌跡を求める。
(2) 点 (2, 1) からの距離が 4 である点 P の軌跡を求める。
(3) 次の図の斜線部分の領域を表す不等式を求める (2つの図)。
(4) 次の角を、度数は弧度に、弧度は度数に、それぞれ書き直す。(1) 315315^{\circ} (2) 73π-\frac{7}{3}\pi (3) 7272^{\circ}
(5) 次の値を求めよ。(1) sin76π\sin \frac{7}{6}\pi (2) cos54π\cos \frac{5}{4}\pi (3) tan(23π)\tan (-\frac{2}{3}\pi)
(6) 半径 4、中心角 25π\frac{2}{5}\pi の扇形の弧の長さと面積を求める。
(7) θ\theta の動径が第3象限にあり、cosθ=45\cos \theta = -\frac{4}{5} のとき、sinθ\sin \thetatanθ\tan \theta の値を求める。
(8) グラフが図のようになるとき、その関数をそれぞれ答える (2つの図)。

2. 解き方の手順

(1) 2点 A, B から等距離にある点 P は、線分 AB の垂直二等分線上にあります。
AB の中点は (1+52,0+02)=(3,0)\left(\frac{1+5}{2}, \frac{0+0}{2}\right) = (3, 0) です。
線分 AB は x 軸上にあるので、垂直二等分線は x=3x = 3 となります。
(2) 点 (2, 1) を中心とする半径 4 の円の方程式を求めます。
(x2)2+(y1)2=42(x-2)^2 + (y-1)^2 = 4^2
(x2)2+(y1)2=16(x-2)^2 + (y-1)^2 = 16
(3) 図1:境界線を含まない直線は y=2x1y = 2x - 1 であることが読み取れます。斜線部分は直線の上側なので、y>2x1y > 2x - 1 となります。
図2:境界線を含む円の中心は (3, 3) で、半径は 3 であることが読み取れます。円の方程式は (x3)2+(y3)2=32=9(x-3)^2 + (y-3)^2 = 3^2 = 9 です。斜線部分は円の内部なので、(x3)2+(y3)29(x-3)^2 + (y-3)^2 \leq 9 となります。また、x = 6 より左側なので、x <= 6です。
(4) (1) 315=315×π180=74π315^{\circ} = 315 \times \frac{\pi}{180} = \frac{7}{4}\pi
(2) 73π=73π×180π=420-\frac{7}{3}\pi = -\frac{7}{3}\pi \times \frac{180}{\pi} = -420^{\circ}
(3) 72=72×π180=25π72^{\circ} = 72 \times \frac{\pi}{180} = \frac{2}{5}\pi
(5) (1) sin76π=12\sin \frac{7}{6}\pi = -\frac{1}{2}
(2) cos54π=22\cos \frac{5}{4}\pi = -\frac{\sqrt{2}}{2}
(3) tan(23π)=tan(π3)=3\tan (-\frac{2}{3}\pi) = \tan (\frac{\pi}{3}) = \sqrt{3}
(6) 弧の長さ l=rθ=4×25π=85πl = r\theta = 4 \times \frac{2}{5}\pi = \frac{8}{5}\pi
面積 S=12r2θ=12×42×25π=165πS = \frac{1}{2}r^2\theta = \frac{1}{2} \times 4^2 \times \frac{2}{5}\pi = \frac{16}{5}\pi
(7) θ\theta は第3象限にあるので、sinθ<0\sin \theta < 0tanθ>0\tan \theta > 0 です。
sin2θ+cos2θ=1\sin^2 \theta + \cos^2 \theta = 1 より、sin2θ=1cos2θ=1(45)2=11625=925\sin^2 \theta = 1 - \cos^2 \theta = 1 - (-\frac{4}{5})^2 = 1 - \frac{16}{25} = \frac{9}{25}
sinθ=35\sin \theta = -\frac{3}{5}
tanθ=sinθcosθ=3545=34\tan \theta = \frac{\sin \theta}{\cos \theta} = \frac{-\frac{3}{5}}{-\frac{4}{5}} = \frac{3}{4}
(8) 図1:周期が π\pi で振幅が 2 の sin 関数なので、y=2sin(2θ)y = 2\sin(2\theta)
図2:周期が 4π4\pi で振幅が 1 の cos 関数なので、y=cos(12θ)y = \cos(\frac{1}{2}\theta)

3. 最終的な答え

(1) x=3x = 3
(2) (x2)2+(y1)2=16(x-2)^2 + (y-1)^2 = 16
(3) 図1: y>2x1y > 2x - 1、図2: (x3)2+(y3)29(x-3)^2 + (y-3)^2 \leq 9 かつ x<=6x <= 6
(4) (1) 74π\frac{7}{4}\pi, (2) 420-420^{\circ}, (3) 25π\frac{2}{5}\pi
(5) (1) 12-\frac{1}{2}, (2) 22-\frac{\sqrt{2}}{2}, (3) 3\sqrt{3}
(6) 弧の長さ: 85π\frac{8}{5}\pi, 面積: 165π\frac{16}{5}\pi
(7) sinθ=35\sin \theta = -\frac{3}{5}, tanθ=34\tan \theta = \frac{3}{4}
(8) 図1: y=2sin(2θ)y = 2\sin(2\theta), 図2: y=cos(12θ)y = \cos(\frac{1}{2}\theta)

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