三角形ABCにおいて、$a=20$, $b=13$, $c=11$のとき、 (1) 三角形ABCの面積を求める。 (2) 内接円の半径$r$を求める。

幾何学三角形面積ヘロンの公式内接円幾何
2025/7/6

1. 問題の内容

三角形ABCにおいて、a=20a=20, b=13b=13, c=11c=11のとき、
(1) 三角形ABCの面積を求める。
(2) 内接円の半径rrを求める。

2. 解き方の手順

(1) 三角形ABCの面積を求める。ヘロンの公式を利用する。
まず、s=a+b+c2s = \frac{a+b+c}{2}を計算する。
s=20+13+112=442=22s = \frac{20+13+11}{2} = \frac{44}{2} = 22
次に、ヘロンの公式を用いて面積SSを計算する。
S=s(sa)(sb)(sc)S = \sqrt{s(s-a)(s-b)(s-c)}
S=22(2220)(2213)(2211)=22(2)(9)(11)=21123211=2232112=2311=66S = \sqrt{22(22-20)(22-13)(22-11)} = \sqrt{22(2)(9)(11)} = \sqrt{2 \cdot 11 \cdot 2 \cdot 3^2 \cdot 11} = \sqrt{2^2 \cdot 3^2 \cdot 11^2} = 2 \cdot 3 \cdot 11 = 66
(2) 内接円の半径rrを求める。
三角形の面積SSと内接円の半径rrの関係式 S=rsS = rs を利用する。
S=66S = 66 であり、s=22s = 22 であるから、
66=22r66 = 22r
r=6622=3r = \frac{66}{22} = 3

3. 最終的な答え

(1) 三角形ABCの面積: 66
(2) 内接円の半径: 3

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