問題1: 直線 $4x + 3y + 1 = 0$ に関して、点 $A(-5, -2)$ と対称な点 $B$ の座標を求める。 問題2: 2点 $A(3, 4)$, $B(5, 0)$ について、線分 $AB$ の垂直二等分線の方程式を求める。

幾何学座標平面直線点と直線の対称移動垂直二等分線方程式
2025/7/13

1. 問題の内容

問題1: 直線 4x+3y+1=04x + 3y + 1 = 0 に関して、点 A(5,2)A(-5, -2) と対称な点 BB の座標を求める。
問題2: 2点 A(3,4)A(3, 4), B(5,0)B(5, 0) について、線分 ABAB の垂直二等分線の方程式を求める。

2. 解き方の手順

問題1:

1. 直線 $4x + 3y + 1 = 0$ を $l$ とする。点 $B$ の座標を $(p, q)$ とする。

2. 線分 $AB$ の中点 $M$ は直線 $l$ 上にあるので、 $M$ の座標は $(\frac{-5+p}{2}, \frac{-2+q}{2})$ と表せる。

これを ll の式に代入すると、
4(5+p2)+3(2+q2)+1=04(\frac{-5+p}{2}) + 3(\frac{-2+q}{2}) + 1 = 0
2(5+p)+32(2+q)+1=02(-5+p) + \frac{3}{2}(-2+q) + 1 = 0
10+2p3+32q+1=0-10 + 2p - 3 + \frac{3}{2}q + 1 = 0
2p+32q12=02p + \frac{3}{2}q - 12 = 0
4p+3q24=04p + 3q - 24 = 0 ... (1)

3. 直線 $AB$ は直線 $l$ と垂直なので、傾きの積は $-1$ となる。

ll の傾きは 43-\frac{4}{3} である。
直線 ABAB の傾きは q(2)p(5)=q+2p+5\frac{q - (-2)}{p - (-5)} = \frac{q + 2}{p + 5} である。
したがって、q+2p+5(43)=1\frac{q + 2}{p + 5} \cdot (-\frac{4}{3}) = -1
q+2p+5=34\frac{q + 2}{p + 5} = \frac{3}{4}
4(q+2)=3(p+5)4(q + 2) = 3(p + 5)
4q+8=3p+154q + 8 = 3p + 15
3p4q+7=03p - 4q + 7 = 0 ... (2)

4. (1)と(2)の連立方程式を解く。

(1)より 4p+3q=244p + 3q = 24
(2)より 3p4q=73p - 4q = -7
(1) * 4 + (2) * 3 より 16p+12q+9p12q=962116p + 12q + 9p - 12q = 96 - 21
25p=7525p = 75
p=3p = 3
(1)に代入して、 4(3)+3q=244(3) + 3q = 24
12+3q=2412 + 3q = 24
3q=123q = 12
q=4q = 4
問題2:

1. 線分 $AB$ の中点 $M$ の座標を求める。

M=(3+52,4+02)=(4,2)M = (\frac{3+5}{2}, \frac{4+0}{2}) = (4, 2)

2. 線分 $AB$ の傾きを求める。

0453=42=2\frac{0 - 4}{5 - 3} = \frac{-4}{2} = -2

3. 線分 $AB$ の垂直二等分線の傾きは、線分 $AB$ の傾きの逆数の符号を反転させたものなので、 $\frac{1}{2}$ である。

4. 中点 $M(4, 2)$ を通り、傾きが $\frac{1}{2}$ の直線の方程式を求める。

y2=12(x4)y - 2 = \frac{1}{2}(x - 4)
y2=12x2y - 2 = \frac{1}{2}x - 2
y=12xy = \frac{1}{2}x
x2y=0x - 2y = 0

3. 最終的な答え

問題1: 対称な点 BB の座標は (3,4)(3, 4)
問題2: 線分 ABAB の垂直二等分線の方程式は x2y=0x - 2y = 0

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