問題 (7) は、三角形 ABC において、2辺 AB, AC からの距離が等しく、点 C から最短の距離にある点 P を作図によって求める問題です。作図に用いた線は残す必要があります。
2025/7/6
1. 問題の内容
問題 (7) は、三角形 ABC において、2辺 AB, AC からの距離が等しく、点 C から最短の距離にある点 P を作図によって求める問題です。作図に用いた線は残す必要があります。
2. 解き方の手順
点 P は、2辺 AB, AC からの距離が等しいので、角 BAC の二等分線上にあります。また、点 P は点 C から最短の距離にあるので、角 BAC の二等分線と、点 C から直線 AB への垂線の交点が点 P になります。
手順は以下の通りです。
1. 角 BAC の二等分線を作図する。
- 点 A を中心に適当な半径の円弧を描き、AB, AC との交点をそれぞれ D, E とします。
- 点 D, E を中心に同じ半径の円弧を描き、それらの交点を F とします。
- 直線 AF を引きます。これが角 BAC の二等分線です。
2. 点 C から直線 AB への垂線を作図する。
- 点 C を中心に適当な半径の円弧を描き、直線 AB との交点をそれぞれ G, H とします。
- 点 G, H を中心に同じ半径の円弧を描き、それらの交点を I とします。
- 直線 CI を引きます。これが点 C から直線 AB への垂線です。
3. 角 BAC の二等分線と、点 C から直線 AB への垂線の交点を P とします。
3. 最終的な答え
点Pは、角BACの二等分線と点Cから直線ABへの垂線の交点です。作図によって点Pを求め、記号Pをつけ、作図に用いた線は残します。