一辺の長さが6cmの正三角形ABCを底面とする三角錐がある。3つの側面の合計面積が36cm²のとき、辺ADの長さを求める。ただし、側面の三角形はすべて同じとする。

幾何学三角錐正三角形面積三平方の定理
2025/7/7

1. 問題の内容

一辺の長さが6cmの正三角形ABCを底面とする三角錐がある。3つの側面の合計面積が36cm²のとき、辺ADの長さを求める。ただし、側面の三角形はすべて同じとする。

2. 解き方の手順

まず、正三角形ABCの面積を計算する。正三角形の面積は、一辺の長さをaとすると 34a2\frac{\sqrt{3}}{4}a^2 で求められる。
a=6 a = 6 なので、正三角形ABCの面積は、
34×62=34×36=93\frac{\sqrt{3}}{4} \times 6^2 = \frac{\sqrt{3}}{4} \times 36 = 9\sqrt{3} cm²
次に、3つの側面の合計面積が36cm²であることから、1つの側面の面積を求める。3つの側面は同じ三角形なので、1つの側面の面積は 363=12\frac{36}{3} = 12 cm²
側面の三角形の面積は12cm²で、底辺の長さは6cmである。三角形の面積の公式は 12×底辺×高さ\frac{1}{2} \times \text{底辺} \times \text{高さ} なので、高さをhとすると、
12×6×h=12\frac{1}{2} \times 6 \times h = 12
3h=123h = 12
h=4h = 4
よって、ADの長さは4cmである。

3. 最終的な答え

4cm

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