6人の人が丸いテーブルに座っていて、向かい合う人と隣り合う人に関するいくつかの条件が与えられています。 Fの左隣がCであるという条件のもとで、確実に言えることを選択肢の中から選びます。

離散数学組み合わせ論理順列配置問題
2025/7/7

1. 問題の内容

6人の人が丸いテーブルに座っていて、向かい合う人と隣り合う人に関するいくつかの条件が与えられています。 Fの左隣がCであるという条件のもとで、確実に言えることを選択肢の中から選びます。

2. 解き方の手順

まず、与えられた条件を整理します。
* Aの向かいはFではない。
* Bの向かいはDではない。
* Cの向かいはDではない。
* Dの向かいはEではない。
* Eの向かいはFではない。
* Fの向かいはDではない。
* Fの左隣はCである。
これらの情報をもとに、選択肢を一つずつ検討します。
Fの左隣がCであることから、座席の位置を時計回りに考えると、... C, F, ... となります。
選択肢1: Eの向かいはAである。
この情報は与えられた条件からは導けません。
選択肢2: Cの向かいはBである。
与えられた条件からCの向かいはDではないことが分かります。
またAの向かいはFではなく、Eの向かいはFではないので、Fの向かいはAでもEでもありません。DとFではないので、Cの向かいはBである可能性があります。
選択肢3: Aの左隣はFである。
Fの左隣はCなので、Aの左隣はFであることはありません。
選択肢4: Bの左隣はEである。
この情報は与えられた条件からは導けません。
選択肢5: Fの右隣はDである。
Fの向かいはDではないので、Fの右隣がDであるとは限りません。
Cの向かいについて考えます。もしCの向かいがEだとすると、Eの向かいはFではないという条件から、この配置は可能です。Cの向かいがAだとすると、Aの向かいはFではないという条件から、この配置も可能です。しかし、Cの向かいがBだとすると、Bの向かいはDではないという条件のみが与えられており、この配置も矛盾しません。
したがって、Cの向かいはBであるということが必ずしも正しいとは言えません。
今一度条件を見直します。 A, B, C, D, E, Fが丸いテーブルに座っているので、ある人の向かいに座る人は1人しかいません。
Aの向かいはFではない。Bの向かいはDではない。Cの向かいはDではない。Dの向かいはEではない。Eの向かいはFではない。Fの向かいはDではない。
Fの左隣がCであるとき、 FとCの位置関係は確定しています。
もし仮にCの向かいがBだった場合、Bの向かいはDではないため、残ったA, EのいずれかがDの向かいになります。しかし、Dの向かいはEではないため、Dの向かいはAとなります。するとAの向かいはFではないという条件を満たしています。残ったEの向かいはFとなり、Eの向かいはFではないという条件に反します。
次に、Cの向かいがAだった場合を考えます。Aの向かいはFではない。この場合、Eの向かいがFではなく、Fの向かいはDではない。よってEとDは隣り合っている可能性があります。
もしCの向かいがEであると仮定します。すると、Eの向かいはFではないので、残ったA, B, DがFの向かいの候補になりますが、Fの向かいはDではないので、Fの向かいはA, Bのいずれかになります。もしFの向かいがAだとすると、Aの向かいはFではないので矛盾します。よって、Fの向かいはBとなり、Bの向かいはDではないという条件を満たします。そして、残ったAとDが向かい合うことになりますが、Cの向かいはDではないので、この配置は矛盾します。
Fの左隣がCであることから、Cの右隣がFであることは確定しています。
Cの向かいはDではないこと、Fの向かいはDではないことから、DはCとFの向かいにはなりません。
もし、Eの向かいがAであると仮定すると、条件から矛盾は生じません。

3. 最終的な答え

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