1. 問題の内容
定積分 を計算します。
2. 解き方の手順
まず、被積分関数を因数分解します。
なので、
となります。部分分数分解を試みます。
両辺に を掛けると
係数を比較すると、以下の連立方程式を得ます。
最初の式より、
3番目の式より、
これらを2番目の式に代入すると、
したがって、,
よって、
ここで、 であり、 であるから、
が定義できないので、不定形になる。
別の解法を試みる。
部分分数分解の計算は同じなので省略する。
の近傍で は 0 に近づくので、 は に発散し、 は に発散する。
したがって、この積分は発散する。
3. 最終的な答え
積分は発散する。