公比が2で、第4項が1である等比数列について、初項を求め、初項から第8項までの和を求める問題です。

代数学等比数列数列和の公式
2025/7/7

1. 問題の内容

公比が2で、第4項が1である等比数列について、初項を求め、初項から第8項までの和を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) 初項を求める。
等比数列の一般項は an=a1rn1a_n = a_1 r^{n-1} で表されます。ここで、ana_nは第n項、a1a_1は初項、rrは公比です。
問題文より、r=2r=2で、第4項a4=1a_4=1なので、
a4=a1r41=a123=1a_4 = a_1 r^{4-1} = a_1 \cdot 2^3 = 1
8a1=18a_1 = 1
a1=18a_1 = \frac{1}{8}
(2) 初項から第8項までの和を求める。
等比数列の和の公式は、Sn=a1(rn1)r1S_n = \frac{a_1 (r^n - 1)}{r - 1}で表されます。ここで、SnS_nは初項から第n項までの和、a1a_1は初項、rrは公比です。
n=8n=8, a1=18a_1=\frac{1}{8}, r=2r=2を代入すると、
S8=18(281)21=18(2561)1=2558S_8 = \frac{\frac{1}{8}(2^8 - 1)}{2 - 1} = \frac{\frac{1}{8}(256 - 1)}{1} = \frac{255}{8}

3. 最終的な答え

(1) 初項: 18\frac{1}{8}
(2) 初項から第8項までの和: 2558\frac{255}{8}

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