100本のくじがあり、そのうち15本が当たりくじです。当たりくじの種類と本数、賞金が与えられています。このくじの賞金の期待値を求めます。

確率論・統計学期待値確率くじ
2025/7/7

1. 問題の内容

100本のくじがあり、そのうち15本が当たりくじです。当たりくじの種類と本数、賞金が与えられています。このくじの賞金の期待値を求めます。

2. 解き方の手順

期待値は、各賞金の金額にその賞金が当たる確率を掛けたものをすべて足し合わせることで計算できます。
まず、各賞金が当たる確率を計算します。
* 1等(5000円)が当たる確率は、1100\frac{1}{100} です。
* 2等(1000円)が当たる確率は、2100\frac{2}{100} です。
* 3等(100円)が当たる確率は、12100\frac{12}{100} です。
* はずれ(0円)が当たる確率は、85100\frac{85}{100} です。
次に、期待値を計算します。
期待値 = (1等の賞金 × 1等が当たる確率) + (2等の賞金 × 2等が当たる確率) + (3等の賞金 × 3等が当たる確率) + (はずれの賞金 × はずれが当たる確率)
期待値 =(5000×1100)+(1000×2100)+(100×12100)+(0×85100)= (5000 \times \frac{1}{100}) + (1000 \times \frac{2}{100}) + (100 \times \frac{12}{100}) + (0 \times \frac{85}{100})
期待値 =5000100+2000100+1200100+0= \frac{5000}{100} + \frac{2000}{100} + \frac{1200}{100} + 0
期待値 =8200100= \frac{8200}{100}
期待値 =82= 82

3. 最終的な答え

このくじの賞金の期待値は、82円です。

「確率論・統計学」の関連問題

あるクラスでテストを行ったところ、第一問の正解者は35人、第二問の正解者は29人、第三問の正解者は39人であった。このクラスの人数は50人である。 (1) 第一問と第二問がともに正解だった者の数が最も...

集合包含と排除の原理論理
2025/7/20

次の確率を求めます。 4. $X \sim N(0,1)$ のとき、 $P(1.65 \le X < 1.96)$ 5. $X \sim N(1,0.25)$ のとき、$P(X \ge 1.5)$...

確率正規分布標準化確率計算
2025/7/20

さいころを繰り返し振り、出た目の数を使って数列 $X_n$ を定義します。$X_1$ は出た目の数で 17 を割った余り、$X_{n+1}$ は出た目の数で $X_n$ を割った余りです。ただし、1 ...

確率数列余りサイコロ
2025/7/20

1から7までの自然数が書かれた7枚のカードから3枚を抜き出し、小さい順に並べたとき、中央のカードの数を確率変数$X$とする。このとき、$X$の期待値、分散、標準偏差を求める。

確率期待値分散標準偏差組み合わせ
2025/7/20

ある高校の生徒140人を対象に、国語、数学、英語の得意不得意を調査した結果が与えられています。その結果を用いて、3教科すべてが得意な人の数と、3教科中1教科のみが得意な人の数を求める問題です。

集合ベン図包含と排除の原理統計
2025/7/20

1から7までの数字が書かれた7枚のカードから3枚を引く。引いたカードを小さい順に並べたとき、中央のカードの数字を確率変数$X$とする。$X$の期待値、分散、標準偏差を求めよ。

確率変数期待値分散標準偏差組み合わせ
2025/7/20

1から7までの数字が書かれた7枚のカードから3枚を抜き出し、小さい順に並べたとき、中央のカードの数を確率変数$X$とする。このとき、$X$の期待値、分散、標準偏差を求めよ。

確率変数期待値分散標準偏差組み合わせ
2025/7/20

AとB、2つのサイコロを同時に投げたとき、Aの出た目がBの出た目の2倍以下になる確率を求めます。

確率サイコロ組み合わせ
2025/7/20

1, 2, 3, 8 の4枚のカードから2枚引いて順に2桁の整数を作るとき、できた整数が偶数になる確率を求める問題です。ただし、一度引いたカードは元に戻すものとします。

確率組み合わせ偶数場合の数
2025/7/20

4枚のカード(3, 5, 6, 9)から2枚を選んで2桁の整数を作るとき、作った整数が5の倍数になる確率を求めます。

確率場合の数整数倍数
2025/7/20