赤玉2個と白玉1個が入った袋から、玉を1個取り出して色を確認後、袋に戻す試行を3回繰り返す。このとき、赤玉がちょうど2回出る確率を求めます。

確率論・統計学確率反復試行二項定理
2025/7/7

1. 問題の内容

赤玉2個と白玉1個が入った袋から、玉を1個取り出して色を確認後、袋に戻す試行を3回繰り返す。このとき、赤玉がちょうど2回出る確率を求めます。

2. 解き方の手順

この問題は反復試行の確率の問題です。
1回の試行で赤玉が出る確率は 23\frac{2}{3}、白玉が出る確率は 13\frac{1}{3} です。
3回の試行で赤玉がちょうど2回出る確率は、二項定理を使って計算できます。
3回のうち2回赤玉が出る組み合わせの数は 3C2=3_3C_2 = 3 です。
赤玉が2回、白玉が1回出る確率は、
_3C_2 \times \left(\frac{2}{3}\right)^2 \times \left(\frac{1}{3}\right)^1
です。
計算すると、
3 \times \frac{4}{9} \times \frac{1}{3} = \frac{12}{27} = \frac{4}{9}
となります。

3. 最終的な答え

49\frac{4}{9}

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