1. 問題の内容
の方程式 が異なる2つの実数解を持つような の値をすべて求める。
2. 解き方の手順
方程式を とおく。 が異なる2つの実数解を持つためには、 が実数解を持ち、かつその解において となる必要がある。
まず、 を計算する。
となる を求める。
したがって、 が の解である。
次に、 のとき となる の値を求める。
次に、 のとき となる の値を求める。
のとき、
解は となり、異なる2つの実数解を持つ。
のとき、
は重解なので の形になるはず
より
より これは成り立つ
これは成り立つ
解は となり、異なる2つの実数解を持つ。