問題は2つの部分から構成されています。 (1) 指数分布に従う確率変数 $X$ の確率密度関数 $f(x) = ae^{-bx}$ における $a$ と $b$ の値を求める問題です。$X$ の平均が25分と与えられています。 (2) 連続一様分布 $U(3,8)$ に従う確率変数 $X$ について、$P(4 \le X \le 7) = c$ となる $c$ の値を求める問題です。

確率論・統計学確率分布指数分布連続一様分布確率密度関数期待値
2025/7/7

1. 問題の内容

問題は2つの部分から構成されています。
(1) 指数分布に従う確率変数 XX の確率密度関数 f(x)=aebxf(x) = ae^{-bx} における aabb の値を求める問題です。XX の平均が25分と与えられています。
(2) 連続一様分布 U(3,8)U(3,8) に従う確率変数 XX について、P(4X7)=cP(4 \le X \le 7) = c となる cc の値を求める問題です。

2. 解き方の手順

(1) 指数分布の場合、確率密度関数は f(x)=λeλxf(x) = \lambda e^{-\lambda x} と表されます。ここで λ\lambda はレートパラメータです。平均が25分であることから、1λ=25\frac{1}{\lambda} = 25 となります。したがって、λ=125=0.04\lambda = \frac{1}{25} = 0.04 となります。よって、f(x)=0.04e0.04xf(x) = 0.04 e^{-0.04 x} となり、a=0.04a = 0.04b=0.04b = 0.04 となります。
(2) 連続一様分布 U(3,8)U(3,8) では、3x83 \le x \le 8 のとき確率密度関数は 183=15\frac{1}{8-3} = \frac{1}{5} であり、それ以外の範囲では0です。したがって、P(4X7)P(4 \le X \le 7) は、44 から 77 までの確率密度関数の積分で求められます。
P(4 \le X \le 7) = \int_4^7 \frac{1}{5} dx = \frac{1}{5} [x]_4^7 = \frac{1}{5} (7 - 4) = \frac{3}{5} = 0.6
したがって、c=0.6c = 0.6 となります。

3. 最終的な答え

a = 0.04
b = 0.04
c = 0.6

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