(1) 大小2つのサイコロを投げた時、目の和が5または7になる場合の数を求める。 (2) A, B, Cの3つの町があり、AとBの間には4本、BとCの間には3本の道がある。AからBを経由してCに行く方法の数を求める。 (3) 1つのサイコロを3回投げた時、目の和が16以上になる場合の数を求める。 (4) $(a+b+c+d)(p+q)(x+y+z)$ を展開した時、項の数を求める。

確率論・統計学確率場合の数サイコロ組み合わせ
2025/7/7

1. 問題の内容

(1) 大小2つのサイコロを投げた時、目の和が5または7になる場合の数を求める。
(2) A, B, Cの3つの町があり、AとBの間には4本、BとCの間には3本の道がある。AからBを経由してCに行く方法の数を求める。
(3) 1つのサイコロを3回投げた時、目の和が16以上になる場合の数を求める。
(4) (a+b+c+d)(p+q)(x+y+z)(a+b+c+d)(p+q)(x+y+z) を展開した時、項の数を求める。

2. 解き方の手順

(1) 目の和が5になる場合と7になる場合をそれぞれ数え、重複がないか確認する。
* 和が5になる組み合わせ:(1, 4), (2, 3), (3, 2), (4, 1)の4通り。
* 和が7になる組み合わせ:(1, 6), (2, 5), (3, 4), (4, 3), (5, 2), (6, 1)の6通り。
重複はないので、4 + 6 = 10通り。
(2) AからBへの道は4通り、BからCへの道は3通りある。それぞれの組み合わせを考えると、AからBを経由してCへ行く方法は、4 * 3 = 12通り。
(3) 1つのサイコロを3回投げた時の目の合計は最小で3、最大で18である。16以上になる場合を考える。
* 合計が16になる場合:(4,6,6), (6,4,6), (6,6,4), (5,5,6), (5,6,5), (6,5,5)の6通り
* 合計が17になる場合:(5,6,6), (6,5,6), (6,6,5)の3通り
* 合計が18になる場合:(6,6,6)の1通り
したがって、合計は6 + 3 + 1 = 10通り。
(4) (a+b+c+d)(p+q)(x+y+z)(a+b+c+d)(p+q)(x+y+z) を展開すると、各括弧から一つずつ項を選んで掛け合わせる。
* 1つ目の括弧からは4つの項(a, b, c, d)のいずれかを選ぶ。
* 2つ目の括弧からは2つの項(p, q)のいずれかを選ぶ。
* 3つ目の括弧からは3つの項(x, y, z)のいずれかを選ぶ。
したがって、展開後の項の数は4 * 2 * 3 = 24個。

3. 最終的な答え

(1) 10通り
(2) 12通り
(3) 10通り
(4) 24個

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