(1) まず、与えられた式を点Aを始点とするベクトルで表す。
BP=AP−AB CP=AP−AC これを 5AP+4BP+3CP=0 に代入すると、 5AP+4(AP−AB)+3(AP−AC)=0 5AP+4AP−4AB+3AP−3AC=0 12AP=4AB+3AC AP=124AB+3AC=4+3+54AB+3AC AP=74AB+3AC⋅127 線分BCを 3:4 に内分する点をDとすると、 AD=74AB+3AC したがって、AP=127AD 点Pは線分ADを 7:5 に内分する点である。言い換えると、線分AD上にあり、AP:PD = 7:5を満たす点である。また、点Dは線分BC上にあり、BD:DC = 3:4を満たす点である。 (2) △PBC:△PCA:△PAB を求める。 三角形の面積比は、ベクトルの係数比に等しいことを利用する。
AP=124AB+3AC の両辺を12倍すると、 12AP=4AB+3AC 12AP−4AB−3AC=0 −12PA−4BA−3CA=0 −12PA+4AP−4BP+3AP−3CP=0 5AP+4BP+3CP=0 5AP+4(AP−AB)+3(AP−AC)=0 この式から、△PBC:△PCA:△PAB=5:4:3