与えられた変量 $x$ のデータ $7, 11, 11, 11, 13, 13$ について、分散と標準偏差を計算します。

確率論・統計学分散標準偏差データの分析統計
2025/7/7

1. 問題の内容

与えられた変量 xx のデータ 7,11,11,11,13,137, 11, 11, 11, 13, 13 について、分散と標準偏差を計算します。

2. 解き方の手順

まず、データの平均値を求めます。次に、各データ点について、平均からの偏差を計算し、その偏差の2乗を求めます。これらの偏差の2乗の平均値が分散です。最後に、分散の平方根を求めることで標準偏差が得られます。
ステップ1: 平均値の計算
データの合計は 7+11+11+11+13+13=667 + 11 + 11 + 11 + 13 + 13 = 66 です。
データ数は 66 なので、平均値 xˉ\bar{x} は、
xˉ=666=11\bar{x} = \frac{66}{6} = 11
ステップ2: 偏差の2乗の計算
各データ点の偏差は以下の通りです。
711=47 - 11 = -4
1111=011 - 11 = 0
1111=011 - 11 = 0
1111=011 - 11 = 0
1311=213 - 11 = 2
1311=213 - 11 = 2
それぞれの偏差の2乗は以下の通りです。
(4)2=16(-4)^2 = 16
02=00^2 = 0
02=00^2 = 0
02=00^2 = 0
22=42^2 = 4
22=42^2 = 4
ステップ3: 分散の計算
偏差の2乗の合計は 16+0+0+0+4+4=2416 + 0 + 0 + 0 + 4 + 4 = 24 です。
分散 s2s^2 は、偏差の2乗の合計をデータ数で割ったものなので、
s2=246=4s^2 = \frac{24}{6} = 4
ステップ4: 標準偏差の計算
標準偏差 ss は、分散の平方根なので、
s=4=2s = \sqrt{4} = 2

3. 最終的な答え

分散: 4
標準偏差: 2

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