$a$を定数とする。$x$についての方程式 $4^x + 4^{-x} - 2^{x+3} - 2^{-x+3} + 20 - a = 0$ の異なる実数解の個数を調べる。(1) $a=2$のとき、問題の方程式の実数解を求める。$t = 2^x + 2^{-x}$とおくと、$a=2$のとき、$t=$ ア であるから、方程式 $2^x + 2^{-x} =$ ア を解くと $x = \log_2 ( \text{イ} \pm \sqrt{\text{ウ}} )$ である。

代数学指数関数方程式実数解対数
2025/7/7

1. 問題の内容

aaを定数とする。xxについての方程式 4x+4x2x+32x+3+20a=04^x + 4^{-x} - 2^{x+3} - 2^{-x+3} + 20 - a = 0 の異なる実数解の個数を調べる。(1) a=2a=2のとき、問題の方程式の実数解を求める。t=2x+2xt = 2^x + 2^{-x}とおくと、a=2a=2のとき、t=t= ア であるから、方程式 2x+2x=2^x + 2^{-x} = ア を解くと x=log2(±)x = \log_2 ( \text{イ} \pm \sqrt{\text{ウ}} ) である。

2. 解き方の手順

(1) a=2a=2のとき、4x+4x2x+32x+3+20a=04^x + 4^{-x} - 2^{x+3} - 2^{-x+3} + 20 - a = 04x+4x2x+32x+3+202=04^x + 4^{-x} - 2^{x+3} - 2^{-x+3} + 20 - 2 = 0 となる。
これは、4x+4x2x+32x+3+18=04^x + 4^{-x} - 2^{x+3} - 2^{-x+3} + 18 = 0 となる。
t=2x+2xt = 2^x + 2^{-x}とおくと、太郎さんの解答より、f(x)=(t4)2+2f(x) = (t-4)^2 + 2 となる。
したがって、方程式は (t4)2+2=a(t-4)^2 + 2 = a となる。a=2a=2 を代入すると (t4)2+2=2(t-4)^2 + 2 = 2 となる。(t4)2=0(t-4)^2 = 0 より t=4t=4 となる。
2x+2x=42^x + 2^{-x} = 4 を解く。
2x+12x=42^x + \frac{1}{2^x} = 4
両辺に 2x2^x をかけると (2x)2+1=4(2x)(2^x)^2 + 1 = 4(2^x)
(2x)24(2x)+1=0(2^x)^2 - 4(2^x) + 1 = 0
2x=4±1642=4±122=4±232=2±32^x = \frac{4 \pm \sqrt{16 - 4}}{2} = \frac{4 \pm \sqrt{12}}{2} = \frac{4 \pm 2\sqrt{3}}{2} = 2 \pm \sqrt{3}
x=log2(2±3)x = \log_2 (2 \pm \sqrt{3})

3. 最終的な答え

ア: 4
イ: 2
ウ: 3
t=4t = 4
x=log2(2±3)x = \log_2(2 \pm \sqrt{3})

「代数学」の関連問題

与えられた連立一次方程式の解を求め、指定された形式(パラメータ $c$ を含む)で表す問題です。連立一次方程式は以下の通りです。 $3x + 4y + z = -5$ $x + y + z = -2$...

連立一次方程式線形代数ベクトル解のパラメータ表示
2025/7/7

与えられた連立一次方程式の解を求め、解をパラメータ $c$ を用いたベクトル形式で表す。 連立一次方程式は以下の通りです。 $ \begin{cases} 2x + 3y + 4z = 0 \\ x ...

連立一次方程式線形代数ベクトル解の存在性行列
2025/7/7

問題は、与えられた $x, y, a$ の値を用いて、いくつかの式の値を求める問題です。具体的には、以下の4つの問題が含まれます。 1. $x = \sqrt{5} - 3$ のとき、$x^2 + ...

式の計算平方根代入
2025/7/7

与えられた連立一次方程式 $ \begin{cases} 3x + 7y + 5z = 0 \\ x + y - z = 0 \\ x + 3y + 3z = 0 \end{cases} $ を掃き出...

連立一次方程式掃き出し法線形代数拡大係数行列不定解
2025/7/7

$a, b$を実数とする。$x$についての方程式 $(2a+4b-2)x^2 + (5a+11)x - b - 8 = 0$ を考える。 (1) $a = 1$とするとき、方程式の左辺を$b$に着目し...

二次方程式因数分解係数比較実数
2025/7/7

$0^\circ \leq \theta \leq 180^\circ$ のとき、$\frac{1}{\sin\theta} + \frac{1}{\cos\theta} = \frac{1}{2}$...

三角関数方程式解の公式三角関数の合成
2025/7/7

問題は、以下の2次方程式を解くことです。 (1) $x^2 - x - 4 = 0$ (2) $x^2 + 3x - 9 = 0$ (3) $x^2 - 8x + 9 = 0$ (4) $5x^2 -...

二次方程式解の公式
2025/7/7

与えられた二次方程式 $x^2 = 6x - 6$ を解く問題です。

二次方程式解の公式平方根
2025/7/7

問題22から25までについて、それぞれの空欄を埋める問題です。

二次方程式解の公式判別式実数解二次関数
2025/7/7

画像に示された複数の方程式を解きます。具体的には、以下の6つの方程式を解きます。 (12) $x^2 + 14x + 49 = 0$ (15) $x^2 - 10x + 16 = 0$ (18) $1...

二次方程式因数分解解の公式
2025/7/7