(1) 3の倍数になる確率
まず、全ての目の出方は63=216通りです。 3の倍数にならない確率を求め、全体から引くことで3の倍数になる確率を求めます。
3の倍数でない目は1, 2, 4, 5の4つです。
3回とも3の倍数でない確率は、64×64×64=21664=278です。 したがって、3の倍数になる確率は、
1−278=2727−8=2719 (2) 6の倍数になる確率
まず、6の倍数になる条件は、積が2の倍数かつ3の倍数になることです。
全体の積から、2の倍数でない場合、3の倍数でない場合、2の倍数でなく3の倍数でない場合を引くことを考えます。
3の倍数になる確率は、すでに求めた2719です。 2の倍数にならない(奇数)確率は(21)3=81です。よって2の倍数になる確率は1−81=87。 2の倍数でなく3の倍数でない確率を求めます。
2の倍数でないのは1, 3, 5の3つ。
3の倍数でないのは1, 2, 4, 5の4つ。
両方満たすのは1, 5の2つ。
3回とも2の倍数でなく、3の倍数でない確率は (62)3=2168=271 6の倍数にならない確率は、
2の倍数でない確率 + 3の倍数でない確率 - (2の倍数でなく3の倍数でもない確率)
=81+278−271=81+277=21627+56=21683 したがって、6の倍数になる確率は、
1−21683=216216−83=216133