点 $A(4, 1)$ が与えられ、直線 $l: x - 2y + 4 = 0$ が与えられている。直線 $l$ に関して点 $A$ と対称な点 $B$ の座標を求める問題。

幾何学座標平面対称点直線連立方程式
2025/7/7

1. 問題の内容

A(4,1)A(4, 1) が与えられ、直線 l:x2y+4=0l: x - 2y + 4 = 0 が与えられている。直線 ll に関して点 AA と対称な点 BB の座標を求める問題。

2. 解き方の手順

BB の座標を (x,y)(x, y) とする。
まず、AABB の中点 MM の座標を求める。MM の座標は (4+x2,1+y2)(\frac{4+x}{2}, \frac{1+y}{2}) である。
MM は直線 ll 上にあるので、その座標は x2y+4=0x - 2y + 4 = 0 を満たす。よって、
4+x22(1+y2)+4=0\frac{4+x}{2} - 2(\frac{1+y}{2}) + 4 = 0
4+x2(1+y)+8=04 + x - 2(1 + y) + 8 = 0
4+x22y+8=04 + x - 2 - 2y + 8 = 0
x2y=10x - 2y = -10 ...(1)
次に、直線 ABAB は直線 ll と垂直である。直線 ll の傾きは ml=12m_l = \frac{1}{2} である。直線 ABAB の傾きは mAB=y1x4m_{AB} = \frac{y - 1}{x - 4} である。
垂直な直線の傾きの積は 1-1 なので、
mlmAB=1m_l \cdot m_{AB} = -1
12y1x4=1\frac{1}{2} \cdot \frac{y - 1}{x - 4} = -1
y1=2(x4)y - 1 = -2(x - 4)
y1=2x+8y - 1 = -2x + 8
2x+y=92x + y = 9 ...(2)
(1)と(2)の連立方程式を解く。
(1)より x=2y10x = 2y - 10
これを(2)に代入する。
2(2y10)+y=92(2y - 10) + y = 9
4y20+y=94y - 20 + y = 9
5y=295y = 29
y=295y = \frac{29}{5}
x=2(295)10=585505=85x = 2(\frac{29}{5}) - 10 = \frac{58}{5} - \frac{50}{5} = \frac{8}{5}
したがって、点 BB の座標は (85,295)(\frac{8}{5}, \frac{29}{5}) である。

3. 最終的な答え

(85\frac{8}{5}, 295\frac{29}{5})

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