点(2, -1)を通り、円 $x^2 + y^2 = 1$ に接する直線の方程式を求める。

幾何学接線点と直線の距離方程式
2025/7/7

1. 問題の内容

点(2, -1)を通り、円 x2+y2=1x^2 + y^2 = 1 に接する直線の方程式を求める。

2. 解き方の手順

まず、求める直線の方程式を y=m(x2)1y = m(x-2) - 1 とおく。整理すると y=mx2m1y = mx - 2m - 1となる。
この直線が円 x2+y2=1x^2 + y^2 = 1 に接するということは、円の中心(0, 0)と直線 mxy2m1=0mx - y - 2m - 1 = 0 との距離が半径1に等しいということである。
点と直線の距離の公式より、
m(0)(0)2m1m2+(1)2=1\frac{|m(0) - (0) - 2m - 1|}{\sqrt{m^2 + (-1)^2}} = 1
2m1m2+1=1\frac{|-2m - 1|}{\sqrt{m^2 + 1}} = 1
両辺を2乗すると、
(2m1)2=m2+1(-2m - 1)^2 = m^2 + 1
4m2+4m+1=m2+14m^2 + 4m + 1 = m^2 + 1
3m2+4m=03m^2 + 4m = 0
m(3m+4)=0m(3m + 4) = 0
したがって、m=0m = 0 または m=43m = -\frac{4}{3}
(i) m=0m=0 のとき、直線の方程式は y=0(x2)1y = 0(x-2) - 1 より y=1y = -1
(ii) m=43m = -\frac{4}{3} のとき、直線の方程式は y=43(x2)1y = -\frac{4}{3}(x-2) - 1 より
y=43x+831y = -\frac{4}{3}x + \frac{8}{3} - 1
y=43x+53y = -\frac{4}{3}x + \frac{5}{3}
3y=4x+53y = -4x + 5
4x+3y5=04x + 3y - 5 = 0

3. 最終的な答え

求める直線の方程式は、y=1y = -14x+3y5=04x + 3y - 5 = 0 である。

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