図のような状況で、∠PAB = $\alpha$, ∠PBA = $\beta$ とおく。円Oの中心Oから直線PAに引いた垂線と直線PAとの交点をHとする。∠OAB = 90°であるから、∠AOH = $\alpha$である。△OAHに着目して、AHとPAを$\sin \alpha$を用いて表す問題である。

幾何学三角比角度直角三角形
2025/7/7

1. 問題の内容

図のような状況で、∠PAB = α\alpha, ∠PBA = β\beta とおく。円Oの中心Oから直線PAに引いた垂線と直線PAとの交点をHとする。∠OAB = 90°であるから、∠AOH = α\alphaである。△OAHに着目して、AHとPAをsinα\sin \alphaを用いて表す問題である。

2. 解き方の手順

△OAHは直角三角形であり、∠AOH = α\alpha、OA = 2(円Oの半径)である。
sinα=AHOA\sin \alpha = \frac{AH}{OA}より、AH=OAsinα=2sinαAH = OA \sin \alpha = 2 \sin \alphaとなる。
PA = 2AHであるから、PA = 2(2sinα)=4sinα2(2 \sin \alpha) = 4 \sin \alphaとなる。

3. 最終的な答え

AH = 2 sinα\sin \alpha
PA = 4 sinα\sin \alpha

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