2次関数 $y = -x^2 + 2x + m$ のグラフと $x$ 軸との共有点の個数が、定数 $m$ の値によってどのように変わるかを求める問題です。

代数学二次関数判別式共有点二次方程式
2025/7/7

1. 問題の内容

2次関数 y=x2+2x+my = -x^2 + 2x + m のグラフと xx 軸との共有点の個数が、定数 mm の値によってどのように変わるかを求める問題です。

2. 解き方の手順

2次関数 y=x2+2x+my = -x^2 + 2x + m のグラフと xx 軸との共有点の個数は、2次方程式 x2+2x+m=0-x^2 + 2x + m = 0 の実数解の個数に等しくなります。
2次方程式 x2+2x+m=0-x^2 + 2x + m = 0 を変形すると、
x22xm=0x^2 - 2x - m = 0
この2次方程式の判別式 DD は、
D=(2)24(1)(m)=4+4m=4(1+m)D = (-2)^2 - 4(1)(-m) = 4 + 4m = 4(1+m)
D>0D > 0 のとき、共有点は2個
D=0D = 0 のとき、共有点は1個
D<0D < 0 のとき、共有点は0個
したがって、
4(1+m)>04(1+m) > 0 すなわち m>1m > -1 のとき、共有点は2個
4(1+m)=04(1+m) = 0 すなわち m=1m = -1 のとき、共有点は1個
4(1+m)<04(1+m) < 0 すなわち m<1m < -1 のとき、共有点は0個

3. 最終的な答え

m>1m > -1 のとき、共有点は2個
m=1m = -1 のとき、共有点は1個
m<1m < -1 のとき、共有点は0個

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