座標平面上に円C: $x^2 + y^2 - 5ax - 6ay + 28a = 0$ がある。円Cは点A(3, 5)を通る。 (1) $a$の値を求めよ。また、円Cの中心の座標と半径をそれぞれ求めよ。 (2) 点Aを通り、傾きが正の直線を$l$とする。直線$l$が円Cによって切り取られる線分の長さが$\sqrt{10}$であるとき、直線$l$の方程式を求めよ。
2025/7/7
1. 問題の内容
座標平面上に円C: がある。円Cは点A(3, 5)を通る。
(1) の値を求めよ。また、円Cの中心の座標と半径をそれぞれ求めよ。
(2) 点Aを通り、傾きが正の直線をとする。直線が円Cによって切り取られる線分の長さがであるとき、直線の方程式を求めよ。
2. 解き方の手順
(1)
まず、円Cが点A(3, 5)を通ることから、、を円Cの方程式に代入しての値を求める。
次に、を円Cの方程式に代入して、円Cの方程式を求める。
平方完成を行う。
したがって、円Cの中心の座標は(5, 6)であり、半径はである。
(2)
点A(3, 5)を通り傾きがの直線をとする。の方程式は、
円Cの中心(5, 6)と直線の距離をとする。線分の長さがなので、三平方の定理より、
点と直線の距離の公式より、
両辺を2乗する。
は正なので、
の方程式は、
3. 最終的な答え
(1) 、中心の座標は(5, 6)、半径は
(2)