(1) ∠AO₁Bを求める。
O₁A = O₁B = 2, O₂A = O₂B = √5 である。
△AO₁O₂と△BO₁O₂は合同であるから、∠AO₁O₂ = ∠BO₁O₂。よって、O₁O₂は∠AO₁Bを二等分する。
同様に、O₁O₂は∠AO₂Bを二等分する。
したがって、∠AO₂O₁ = ∠BO₂O₁ = (π/3) / 2 = π/6。
△AO₁O₂において、余弦定理より、
O1O22=O1A2+O2A2−2⋅O1A⋅O2A⋅cos∠AO1O2 O1O22=22+(5)2−2⋅2⋅5⋅cos∠AO1O2 △AO₁O₂において、正弦定理より、
sin∠AO1O2AO2=sin∠AO2O1AO1 sin∠AO1O25=sin6π2 sin∠AO1O25=212 sin∠AO1O2=45 ∠AO1O2=arcsin45 したがって、∠AO1B=2arcsin45 (2) 円O₁の弧ABの長さを求める。
弧ABの長さlは、l=O1A⋅∠AO1B=2⋅2arcsin45=4arcsin45 (3) 2つの円の重なる部分の面積Sを求める。
Sは、扇形O₁ABの面積から△O₁ABの面積を引いたものと、扇形O₂ABの面積から△O₂ABの面積を引いたものの和である。
扇形O₁ABの面積は21O1A2∠AO1B=21(22)(2arcsin45)=4arcsin45 △O₁ABの面積は21O1A⋅O1B⋅sin∠AO1B=21⋅2⋅2⋅sin(2arcsin45)=2sin(2arcsin45)=2⋅2⋅45⋅1−(45)2=4⋅45⋅1611=455 扇形O₂ABの面積は21O2A2∠AO2B=21(5)2(3π)=65π △O₂ABの面積は21O2A⋅O2B⋅sin∠AO2B=21⋅5⋅5⋅sin3π=25⋅23=453 したがって、S = (4arcsin45−455)+(65π−453)