(1) ∠AO2Bを求める。
円周角の定理より、∠AO1Bは中心角で、∠AO2Bも中心角である。ABに対する円周角はO1に関して21∠AO1Bであり、O2に関して21∠AO2Bである。 したがって、21∠AO2B=21∠AO1B だから ∠AO2B=32π。 (2) 弦ABの長さlを求める。
円O1において、中心O1から弦ABに垂線を下ろすと、ABを二等分する。
∠AO1B = π/3なので、∠AO1とABの中点をMとしたとき、∠AO1M = π/6となる。
AM = 2 * sin(π/6) = 2 * (1/2) = 1
したがって、AB = 2 * AM = 2
(3) 2つの円の重なる部分の面積Sを求める。
円O1の扇形AO1Bの面積は21r2θ=21(22)(3π)=32π。 三角形AO1Bの面積は21(2)(2)sin(3π)=21(4)(23)=3。 円O1の弓形の面積は32π−3。 円O2の扇形AO2Bの面積は21r2θ=21(22)(32π)=32π。 三角形AO2Bの面積は21(2)(2)sin(32π)=21(2)(23)=23。 円O2の弓形の面積は32π−23。 したがって、重なる部分の面積は(32π−3)+(32π−23)=34π−233。 よって、S=34π−233