袋の中に白玉が2個、赤玉が4個入っている。 (1) 2個の玉を同時に取り出すとき、2個とも赤玉である確率を求める。 (2) 3個の玉を同時に取り出すとき、白玉1個、赤玉2個が出る確率を求める。

確率論・統計学確率組み合わせ場合の数
2025/7/7

1. 問題の内容

袋の中に白玉が2個、赤玉が4個入っている。
(1) 2個の玉を同時に取り出すとき、2個とも赤玉である確率を求める。
(2) 3個の玉を同時に取り出すとき、白玉1個、赤玉2個が出る確率を求める。

2. 解き方の手順

(1)
まず、全部で玉は6個ある。2個の玉を同時に取り出す組み合わせの総数は、
6C2=6!2!(62)!=6×52×1=15_{6}C_{2} = \frac{6!}{2!(6-2)!} = \frac{6 \times 5}{2 \times 1} = 15 通り。
2個とも赤玉である組み合わせの数は、4個の赤玉から2個を選ぶので、
4C2=4!2!(42)!=4×32×1=6_{4}C_{2} = \frac{4!}{2!(4-2)!} = \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 6 通り。
したがって、求める確率は、
615=25\frac{6}{15} = \frac{2}{5}
(2)
3個の玉を同時に取り出す組み合わせの総数は、
6C3=6!3!(63)!=6×5×43×2×1=20_{6}C_{3} = \frac{6!}{3!(6-3)!} = \frac{6 \times 5 \times 4}{3 \times 2 \times 1} = 20 通り。
白玉1個、赤玉2個を取り出す組み合わせの数は、白玉2個から1個を選び、赤玉4個から2個を選ぶので、
2C1×4C2=2×4×32×1=2×6=12_{2}C_{1} \times _{4}C_{2} = 2 \times \frac{4 \times 3}{2 \times 1} = 2 \times 6 = 12 通り。
したがって、求める確率は、
1220=35\frac{12}{20} = \frac{3}{5}

3. 最終的な答え

(1) 25\frac{2}{5}
(2) 35\frac{3}{5}

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