Xがとりうる値は3, 4, 5, 6である。それぞれの値をとる確率を計算する。
まず、6枚のカードから3枚を取り出す場合の数は 6C3=3×2×16×5×4=20 通りである。 (1) X=3の場合
取り出す3枚のカードが1, 2, 3である必要がある。この場合の数は 2C2=1 通り。 したがって、P(X=3)=201 (2) X=4の場合
取り出す3枚のカードのうち1枚が4で、残りの2枚が1, 2, 3のいずれかである必要がある。この場合の数は 3C2=2×13×2=3 通り。 したがって、P(X=4)=203 (3) X=5の場合
取り出す3枚のカードのうち1枚が5で、残りの2枚が1, 2, 3, 4のいずれかである必要がある。この場合の数は 4C2=2×14×3=6 通り。 したがって、P(X=5)=206 (4) X=6の場合
取り出す3枚のカードのうち1枚が6で、残りの2枚が1, 2, 3, 4, 5のいずれかである必要がある。この場合の数は 5C2=2×15×4=10 通り。 したがって、P(X=6)=2010 Xの期待値は
E(X)=3×P(X=3)+4×P(X=4)+5×P(X=5)+6×P(X=6) E(X)=3×201+4×203+5×206+6×2010 E(X)=203+12+30+60=20105=421