問題8は、以下の2つの問いに答えるものです。 (1) 2点A(4, -2)とB(-2, 6)を通る直線 $l$ の方程式を求める。 (2) 原点Oと直線 $l$ の距離を求める。

幾何学直線の方程式点と直線の距離座標平面
2025/7/7

1. 問題の内容

問題8は、以下の2つの問いに答えるものです。
(1) 2点A(4, -2)とB(-2, 6)を通る直線 ll の方程式を求める。
(2) 原点Oと直線 ll の距離を求める。

2. 解き方の手順

(1) 2点A(4, -2)とB(-2, 6)を通る直線の傾き mm を求めます。
m=6(2)24=86=43m = \frac{6 - (-2)}{-2 - 4} = \frac{8}{-6} = -\frac{4}{3}
次に、点A(4, -2)を通り、傾きが43-\frac{4}{3}の直線の方程式を求めます。点傾斜式を利用します。
y(2)=43(x4)y - (-2) = -\frac{4}{3}(x - 4)
y+2=43x+163y + 2 = -\frac{4}{3}x + \frac{16}{3}
y=43x+1632y = -\frac{4}{3}x + \frac{16}{3} - 2
y=43x+16363y = -\frac{4}{3}x + \frac{16}{3} - \frac{6}{3}
y=43x+103y = -\frac{4}{3}x + \frac{10}{3}
両辺に3をかけて、
3y=4x+103y = -4x + 10
4x+3y10=04x + 3y - 10 = 0
したがって、直線 ll の方程式は 4x+3y10=04x + 3y - 10 = 0 です。
(2) 原点O(0, 0)と直線 l:4x+3y10=0l: 4x + 3y - 10 = 0 の距離 dd を求めます。点と直線の距離の公式を利用します。
d=4(0)+3(0)1042+32d = \frac{|4(0) + 3(0) - 10|}{\sqrt{4^2 + 3^2}}
d=1016+9d = \frac{|-10|}{\sqrt{16 + 9}}
d=1025d = \frac{10}{\sqrt{25}}
d=105d = \frac{10}{5}
d=2d = 2
したがって、原点Oと直線 ll の距離は2です。

3. 最終的な答え

(1) 直線 ll の方程式: 4x+3y10=04x + 3y - 10 = 0
(2) 原点Oと直線 ll の距離: 2

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