点Pと点QがCから動いた距離をx cmとします。 すると、BC = CD = 10cmなので、
BP = DQ = (10−x) cmとなります。 正方形ABCDの面積は10×10=100 cm²です。 三角形APQの面積は、正方形ABCDの面積から、三角形ABP, 三角形PCQ, 三角形ADQの面積を引いたものと考えることができます。
三角形ABPの面積は、21×AB×BP=21×10×(10−x)=5(10−x)=50−5x cm²です。 三角形PCQの面積は、21×PC×CQ=21×x×x=21x2 cm²です。 三角形ADQの面積は、21×AD×DQ=21×10×(10−x)=5(10−x)=50−5x cm²です。 したがって、三角形APQの面積は、
100−(50−5x)−21x2−(50−5x)=100−50+5x−21x2−50+5x=10x−21x2 cm²です。 問題文より、三角形APQの面積は40cm²なので、
10x−21x2=40 これを解くと、
20x−x2=80 x2−20x+80=0 解の公式より、
x=2×1−(−20)±(−20)2−4×1×80=220±400−320=220±80=220±45=10±25 ここで、25=20≈16=4 なので、x≈10±4=6 or 14 となります。 点Pと点Qは辺上を動くので、0≤x≤10を満たす必要があります。したがって、x=10+25は不適です。 よって、x=10−25 cmです。