与えられた直角三角形について、角Aに対するsinA, cosA, tanAの値を求めよ。

幾何学三角比直角三角形sincostanピタゴラスの定理有理化
2025/7/10

1. 問題の内容

与えられた直角三角形について、角Aに対するsinA, cosA, tanAの値を求めよ。

2. 解き方の手順

(1) の三角形について
* sinA は、(対辺) / (斜辺) で求められます。対辺は3、斜辺は10\sqrt{10}なので、sinA = 3/103/\sqrt{10}。有理化すると 310/103\sqrt{10}/10
* cosA は、(隣辺) / (斜辺) で求められます。隣辺は1、斜辺は10\sqrt{10}なので、cosA = 1/101/\sqrt{10}。有理化すると 10/10\sqrt{10}/10
* tanA は、(対辺) / (隣辺) で求められます。対辺は3、隣辺は1なので、tanA = 3/1=33/1 = 3
(2) の三角形について
* まず、ピタゴラスの定理を用いて、BCの長さを計算します。ピタゴラスの定理とはa2+b2=c2a^2 + b^2 = c^2で表されます。
BC2+12=(15)2BC^2 + 1^2 = (\sqrt{15})^2 より、BC2+1=15BC^2 + 1 = 15
BC2=14BC^2 = 14となるため、BC=14BC = \sqrt{14}
* sinA は、(対辺) / (斜辺) で求められます。対辺は14\sqrt{14}、斜辺は15\sqrt{15}なので、sinA = 14/15\sqrt{14}/\sqrt{15}。有理化すると 210/15\sqrt{210}/15
* cosA は、(隣辺) / (斜辺) で求められます。隣辺は1、斜辺は15\sqrt{15}なので、cosA = 1/151/\sqrt{15}。有理化すると 15/15\sqrt{15}/15
* tanA は、(対辺) / (隣辺) で求められます。対辺は14\sqrt{14}、隣辺は1なので、tanA = 14/1=14\sqrt{14}/1 = \sqrt{14}

3. 最終的な答え

(1)
* sinA = 310/103\sqrt{10}/10
* cosA = 10/10\sqrt{10}/10
* tanA = 3
(2)
* sinA = 210/15\sqrt{210}/15
* cosA = 15/15\sqrt{15}/15
* tanA = 14\sqrt{14}

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