以下の小問に答えます。 (1) $ax^2 + 2ax + x + 2$ を因数分解する。 (2) 不等式 $-8 \le 3x - 5 \le 4$ を解く。また、$A = \{x | -8 \le 3x - 5 \le 4\}$, $B = \{x | x \ge a\}$ とするとき、$A \subset B$ となるような $a$ の値の範囲を求める。 (3) 2次関数 $f(x) = 2x^2 - 6x + a$ ($a$ は定数) について、$y = f(x)$ のグラフの軸と、$f(x)$ の最小値が $\frac{1}{2}$ であるときの $a$ の値を求める。 (4) $0^\circ \le \theta \le 180^\circ$ とする。$\cos \theta = -\frac{3}{5}$ のとき、$\sin \theta$ と $\tan \theta$ の値を求める。 (5) 箱ひげ図から四分位範囲を求め、箱ひげ図から読み取れる内容として正しいものを選択肢から選ぶ。

代数学因数分解不等式二次関数三角比箱ひげ図
2025/7/7
はい、数学の問題を解きます。

1. 問題の内容

以下の小問に答えます。
(1) ax2+2ax+x+2ax^2 + 2ax + x + 2 を因数分解する。
(2) 不等式 83x54-8 \le 3x - 5 \le 4 を解く。また、A={x83x54}A = \{x | -8 \le 3x - 5 \le 4\}, B={xxa}B = \{x | x \ge a\} とするとき、ABA \subset B となるような aa の値の範囲を求める。
(3) 2次関数 f(x)=2x26x+af(x) = 2x^2 - 6x + a (aa は定数) について、y=f(x)y = f(x) のグラフの軸と、f(x)f(x) の最小値が 12\frac{1}{2} であるときの aa の値を求める。
(4) 0θ1800^\circ \le \theta \le 180^\circ とする。cosθ=35\cos \theta = -\frac{3}{5} のとき、sinθ\sin \thetatanθ\tan \theta の値を求める。
(5) 箱ひげ図から四分位範囲を求め、箱ひげ図から読み取れる内容として正しいものを選択肢から選ぶ。

2. 解き方の手順

(1) 因数分解:
ax2+2ax+x+2=ax(x+2)+(x+2)=(ax+1)(x+2)ax^2 + 2ax + x + 2 = ax(x+2) + (x+2) = (ax+1)(x+2)
(2) 不等式:
83x54-8 \le 3x - 5 \le 4
8+53x4+5-8 + 5 \le 3x \le 4 + 5
33x9-3 \le 3x \le 9
1x3-1 \le x \le 3
A={x1x3}A = \{x | -1 \le x \le 3\}
ABA \subset B となるためには、a1a \le -1 であればよい。
(3) 2次関数:
f(x)=2x26x+a=2(x23x)+a=2(x32)22(32)2+a=2(x32)292+af(x) = 2x^2 - 6x + a = 2(x^2 - 3x) + a = 2\left(x - \frac{3}{2}\right)^2 - 2\left(\frac{3}{2}\right)^2 + a = 2\left(x - \frac{3}{2}\right)^2 - \frac{9}{2} + a
軸は x=32x = \frac{3}{2}
最小値は 92+a=12-\frac{9}{2} + a = \frac{1}{2}
a=12+92=102=5a = \frac{1}{2} + \frac{9}{2} = \frac{10}{2} = 5
(4) 三角比:
cosθ=35\cos \theta = -\frac{3}{5}
sin2θ+cos2θ=1\sin^2 \theta + \cos^2 \theta = 1
sin2θ=1(35)2=1925=1625\sin^2 \theta = 1 - \left(-\frac{3}{5}\right)^2 = 1 - \frac{9}{25} = \frac{16}{25}
0θ1800^\circ \le \theta \le 180^\circ より、sinθ0\sin \theta \ge 0 なので、sinθ=1625=45\sin \theta = \sqrt{\frac{16}{25}} = \frac{4}{5}
tanθ=sinθcosθ=4535=43\tan \theta = \frac{\sin \theta}{\cos \theta} = \frac{\frac{4}{5}}{-\frac{3}{5}} = -\frac{4}{3}
(5) 箱ひげ図:
四分位範囲は Q3Q1=7755=22Q_3 - Q_1 = 77 - 55 = 22 (点)
選択肢の確認:

1. 40点以上50点未満の生徒はちょうど6人いる:箱ひげ図から正確な人数は不明。

2. 50点以上の生徒は18人以上いる:24人のうち、中央値(67点)以上は少なくとも半分なので12人以上。50点以上はそのもっと多い人数となるはず。

3. 70点以上の生徒は12人以上いる:77点以上は1/4の6人以上。70点以上はもっと多い。

4. 80点以上の生徒はちょうど6人いる:箱ひげ図から正確な人数は不明。

中央値は67点なので12人以上が67点以上、第一四分位点は55点なので18人が55点以上いることがわかる。 よって、50点以上の生徒は18人以上いるという選択肢2が最も可能性が高い。

3. 最終的な答え

(ア) (ax+1)(x+2)(ax+1)(x+2)
(イ) 1x3-1 \le x \le 3
(ウ) a1a \le -1
(エ) 32\frac{3}{2}
(オ) 55
(カ) 45\frac{4}{5}
(キ) 43-\frac{4}{3}
(ク) 2222
(ケ) 22

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