A, B, C, D, Eの5人の名刺がそれぞれ別の封筒に入っている。この5人がそれぞれ封筒を1つ選ぶ時、以下の確率を求めよ。 (1) 5人とも他の人の名刺が入った封筒を選ぶ確率 (2) ちょうど2人だけ自分の名刺が入った封筒を選ぶ確率
2025/7/8
1. 問題の内容
A, B, C, D, Eの5人の名刺がそれぞれ別の封筒に入っている。この5人がそれぞれ封筒を1つ選ぶ時、以下の確率を求めよ。
(1) 5人とも他の人の名刺が入った封筒を選ぶ確率
(2) ちょうど2人だけ自分の名刺が入った封筒を選ぶ確率
2. 解き方の手順
(1) 5人とも他の人の名刺が入った封筒を選ぶ確率(完全順列の問題)
5人の並び方は全部で 通りある。
5人の完全順列の数を求める。
完全順列の公式を利用して計算する。5人の完全順列の数は
通り。
したがって、確率は となる。
(2) ちょうど2人だけ自分の名刺が入った封筒を選ぶ確率
まず、5人の中から自分の名刺が入った封筒を選ぶ2人を決める組み合わせは 通り。
残りの3人は自分の名刺が入っていない封筒を選ぶ必要がある。これは3人の完全順列となる。
3人の完全順列の数は 通り。
したがって、ちょうど2人だけ自分の名刺が入った封筒を選ぶ場合の数は 通り。
確率は となる。
3. 最終的な答え
(1)
(2)