与えられた式 $\frac{\sqrt{3} + \sqrt{2}}{2\sqrt{3} - \sqrt{2}}$ を簡単にします。

代数学式の計算有理化平方根
2025/7/8

1. 問題の内容

与えられた式 3+2232\frac{\sqrt{3} + \sqrt{2}}{2\sqrt{3} - \sqrt{2}} を簡単にします。

2. 解き方の手順

分母の有理化を行います。分母の 2322\sqrt{3} - \sqrt{2} に対して、23+22\sqrt{3} + \sqrt{2} を掛けることで分母を整数にします。分子と分母の両方に 23+22\sqrt{3} + \sqrt{2} を掛けます。
3+2232=(3+2)(23+2)(232)(23+2)\frac{\sqrt{3} + \sqrt{2}}{2\sqrt{3} - \sqrt{2}} = \frac{(\sqrt{3} + \sqrt{2})(2\sqrt{3} + \sqrt{2})}{(2\sqrt{3} - \sqrt{2})(2\sqrt{3} + \sqrt{2})}
分子を展開します。
(3+2)(23+2)=3(23)+3(2)+2(23)+2(2)(\sqrt{3} + \sqrt{2})(2\sqrt{3} + \sqrt{2}) = \sqrt{3}(2\sqrt{3}) + \sqrt{3}(\sqrt{2}) + \sqrt{2}(2\sqrt{3}) + \sqrt{2}(\sqrt{2})
=2(3)+6+26+2=6+36+2=8+36= 2(3) + \sqrt{6} + 2\sqrt{6} + 2 = 6 + 3\sqrt{6} + 2 = 8 + 3\sqrt{6}
分母を展開します。
(232)(23+2)=(23)2(2)2=4(3)2=122=10(2\sqrt{3} - \sqrt{2})(2\sqrt{3} + \sqrt{2}) = (2\sqrt{3})^2 - (\sqrt{2})^2 = 4(3) - 2 = 12 - 2 = 10
よって、
3+2232=8+3610\frac{\sqrt{3} + \sqrt{2}}{2\sqrt{3} - \sqrt{2}} = \frac{8 + 3\sqrt{6}}{10}

3. 最終的な答え

8+3610\frac{8 + 3\sqrt{6}}{10}

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